イスタンブールのバザールでの自由時間が1時間ほどありました。
バザールは1000軒ぐらいのお店があるのですが、人が多く、人ごみに弱い私は、途中の小広場の片隅でリンゴ箱風のに座っておりました。
夫はもう少し見てくると言い、いませんでした。
ボーと座っていると、声かけられました。
声をかけてきたのは老紳士2人。
私はすぐに日本人とわかりました。だって見覚えのある日本の旅行会社のバッジをつけいましたから。
彼らも疲れていたらしく、横に腰かけてもいいかと聞きたかったようで、「どうぞ、日本の方ですね」と言ったら、嬉しそうな人懐こい表情を浮かべて、そのあとは日本語で盛り上がりました。
彼らは、70代後半の2人組で、旅行で知り合い、酒が飲めないという共通点でで仲よくなり、以来一緒にツアァーに参加しているそうです。
福島の会津の方たちでした。
異国の地で、日本人と、とりわけ東日本の震災のあった福島から来られた元気なおしゃれな紳士らに元気づけられた出会いでした。
お名前と住所聞いとけばよかったと、今更ながらに思いました。
