最近毎日、夜のママ塾の時間に次女(1年生)の漢字・語彙のチェックをしています。
使用している教材はこちら。
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漢字は最初は自由にやらせていたのですが、テストしてみると書き順がめちゃくちゃなことが判明し、朝に自分でやらせてから夜に私が確認するシステムに変更しました。
書き順をちゃんと確かめないのは長女が低学年の頃と同じ
私が子どもの頃は、漢字一字ごとに書き順や熟語をまとめさせられる宿題があったため書き順もちゃんと覚えたものですが、今はそんなダルいことやらないんですかね。
おかげで家庭の負担が増えて大変です
まぁそれは想定の範囲内だからいいとして、問題は語彙力。
表紙には「小学3年生から」とありますが、中身を見てみると最初の方は結構簡単なので、これくらいなら大丈夫かなと思って導入したものでした。
実際、長女が3年生くらいの頃にはこれいくらいは十分理解していたと思います。
なのに・・・・次女は全くできない
最初の方は動詞で、それも「ほてる」とか「ともなう」とか「うやまう」とか、(私からすると)簡単に思えるものばかり。
それなのに、初見では半分も分からないことが多く、辞書を引きまくりです。
いや、辞書をまめにひくその姿勢自体は高く評価するのですが、
「うやまう」をひく→「尊敬する」とある。
「尊敬する」をひく→「うやまう」とある。
そのどちらも分からず途方に暮れる無限ループによくはまっています(笑)
また、辞書で言葉を調べるのですが、辞書で見つけた意味を例文に当てはめて理解するのが難しいようで、
例)危険をともなう
辞書訳が「一緒に連れて行く」のとき、じゃあ「危険を伴うってどういう意味?」と聞くと、「危険を一緒に連れて行く」という意味不明なことを言います
これはもう気長にやるしかないと、長期戦を覚悟でゆっくりしたペースで復習も挟みながら進めています。
片や長女も語彙の勉強をしていますが、こちらは学年相当よりもレベルの高いものをすらすらやっています。
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「6年生までに~」なので、来年小4になる長女には少し難しいはずなのですが、こちらは初見で9割程度は分かるようで、辞書で調べることもほぼありません。
二人とも小さい頃から読み聞かせをし、今でも寝る前には本を読んでやり、二人とも本好きで隔週末図書館で限度ギリギリの10冊を借りてきているのに、この差は一体どこから生じるのでしょうか・・・・??
逆に言うと、次女は算数が得意で数のセンスもなかなかのものなのですが、長女は算数に関しては鈍く説明してもすぐには響かないことが多い。
同じように育てたはずなのに(強いて言えば次女は長女よりも早い小1から公文を始めたが)、どこでこの差が生まれてくるのか本当に不思議です。
長女は国語が飛び抜けており算数は普通、次女はまだよくはっきりとは分からないものの、おそらくは算数が得意で国語が普通になるのでしょう。
いやね、そこで思うのはですよ。
もし仮に私の子どもが長女だけだったら、「どうしたら国語力が伸びるんですか?」と聞かれたとき、「小さい頃から本を読み聞かせたり図書館に連れて行ったりして本に親しませれば、自然と国語力は伸びますよ」としたり顔でアドバイスすると思うのです。
確かに長女はそれで国語力が大きく伸びました。
でも、次女にも同じようにしているはずなのに、次女はとんでもなく「言葉」に対する勘が鈍い。
文脈から意味を想像する力が弱いので、本を読んでいても意味の分からない言葉はそのまま飛ばしてしまい、そのため語彙力が増えないのではないかと思います。
これはね、もはや「素質」の差としか言えないと心から思うわけであります。
「素質」がある程度なくても、今やっているように漢字や語彙力をコツコツと勉強して「普通」レベルに持って行くことはできると思います。
というか、ある程度そうやって補う必要はあるでしょう。
でも、おそらくですが、「素質」がない分野を「得意」にしようと頑張るより、「素質」がない分野はほどほどに頑張り、「素質」のある分野を伸ばしていく方が、はるかに簡単だし子どもも活き活きすると思うのです。
要はリソース配分の問題ですね。
受験や試験は総合点での勝負ですので、得意と普通をどうやって織り交ぜながら合格点に到達するかという戦略が大切で、その点を意識しながら今後も長女・次女それぞれに合った勉強法を色々試していきたいと思っています。