昨日の記事で、娘の公文学習を補う目的でスタディサプリの利用を始めたことをご紹介しました。
利用を始めて数日ですが、これがなかなかよいと感じています。
娘(次女)の現在の進度は、D教材の150番台以降。
ちょうど割り算が終わり、分数が始まる部分です。
次女が分数でつまづいているのかといいうとそうではなく、「処理としての」分数はむしろすらすらできています。
今はまだ、仮分数⇔帯分数の変換や約分をやり始めたばかりですが、これまで鍛えたかけ算・割り算能力で、計算は問題なく処理できます。
ここが公文のすごいところかなと思います。
分かってなくても処理としてできちゃう。
でも、個人的にはその背景となる理解、つまり「そもそも分数って何なの?」というところが全く分かっていないのはどうなのか疑問に感じざるを得ません。
訳も分からず処理だけすることを覚えてしまうと、まさにコンピューター、計算機。
いわゆる「暗記型」の算数・数学の道一直線だと思うからです。
娘にはそういう風に、ただやり方を覚えてその通りに処理することだけを身につけるようにはなってほしくはありません。
ただ、公文にはメリットもあると感じています。
数的処理は、言わずもがな算数・数学の基本中の基本。
考えることができても計算が間違っていると話にならないのが数学の世界です。
そういう意味で、とことん計算力を鍛える公文はいわゆる基礎練として非常に優れていると思います。
それなら家庭でドリルを買って、と考えられる方をよくお見かけしますが、家庭でドリルを買ってやらせても続けるのは本当に難しい。
しかも、一人でどんどん学年を超えて進められるかというと、これまた難しい。
コツコツやることに強制力を与えてくれる、それが公文の第2のメリットだと考えています。
というわけで、公文はやめたくない、でも処理するだけの人間にはなってほしくない、ということで導入したのがスタディサプリ。
スタディサプリ導入前には、他の教材も検討しました。
まずはこちら。
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小学3・4年 自由自在 算数:基礎から難関校受験まで
2,750円
Amazon |
何せなかなか店頭まで見に行く時間がないのでネットで購入したのですが、学校でやった上での復習をベースにしているのか、基礎の基礎的な部分の説明が少ない。
飲みこみのいい子や少し学年が進んだ子であればこれで理解できるのかもしれませんが、小一の次女にはちょっと厳しいようでした。
その他の市販の問題集も店頭で見てみましたが、分数の基礎の基礎(いわゆる教科書的な解説)を取り扱っている本って本当に少ないんですよね。
本当は教科書があればいいのかもしれませんが、公文の学習って割り算なら割り算、分数なら分数と一つの内容を一気に進めるので、勉強するとなると複数学年の教科書が必要です。
うちには長女(小三)のものまでしかなく、しかもこのためにわざわざ上の学年の教科書を購入するのはためわられました。
そんな時に始めたスタディサプリ。
期待しないで始めましたがこれがなかなかいい!
スタディサプリは一旦契約すると、自分の学年の内容だけでなく他の学年の内容も学習し放題です。
なので、まず分数の基礎を4年生で学び、その後分数の足し算・引き算を5年生で、かけ算と割り算を6年生で、と進度に合わせて学年を超えて視聴できます。
また、学年の内容も、例えば小4の算数であれば、入門、基礎、応用と三段階に分かれています。
まだ分数の概念さえおぼつかない次女には入門がマジでぴったりくる!
本当に基礎の概念から丁寧に説明してくれるので、非常にわかりやすい。
とはいえ、まだ次女には読めない漢字があったり、理解が追いつかなくて横で解説する必要はありますが、ここまで基礎からやってくれるのは本当に有り難いです。
入門で内容が分かれば基礎で深めることもできますし、中学受験を考えているお子さん向けに応用まであるのがすごい。
しかもテキストを別途購入する必要がなく、ダウンロードして都度必要な分を何度も印刷できるので、反復学習にもよい。
1講座が10分程度のチャプター×5個前後に分かれているので、1回10分くらいから取り組めるのも無理がなくてイイ!
これで月額980円ってマジですか?
もう当面公文のフォローはこれで行こうと思います。
いやはや、便利な時代になりましたねえ・・・。
今はある程度横についてフォローする必要がありますが、できれば早く自分でできるようになってほしい・・・というのは贅沢かなぁ