実況など司会者はMCと呼ばれます。MCとは 「マスターオブセレモニー」 のこと。


MCは司会だけでなくイベント全体をまとめていく仕事。『上手に話す』のは当然で、イベントの趣旨や進行を把握し、主催者と参加者がともに満足できるものを作り上げていくためにはどうすればいいかを常に考えなければならない。



最近店内(LUSH)にてスト2や鉄拳といった俗に言う『格ゲー』が密かなブームを呼んでいる。


皆がケン、おっと 『KEN』 やら 『RYU』 やらで盛り上がる中、僕はMCでてんてこ舞いだ。



キャラクター、戦術、プレイヤー、コマンドetcをいかに熟知しているかがMCの鍵になってくるであろう。


また、その点で言えば、店内で僕の右に出るヤツはいないといっても過言ではない。




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例えばこのシーン、ぱっと見た感じガイル(左)の出したサマーソルトをエドモンド(右)がガードした...といった構図なのだが、果たしてそれだけなのだろうか?


この時、MCが伝える事はそれだけなのだろうか?



ここはエドモンドのHOMEグランドで、かつガイルはJAPANの銭湯と言う習慣に馴染んでいない。


このサマーソルトは、床に残ってあった石鹸カスに足を取られた事による偶発的なモノかもしれない。



もちろんセンスや経験も必要ですが、やはりひとつは「見る力」を高めることが必要だ。10年以上この仕事に関わり思うのは、MCは「話す訓練」と同じくらいに「見る訓練」が大事なのだということです。