ホテルまでたどり着けるのか?
仁川到着後ソウル市内へ向かおうとするけど・・・
さ~て,ホテルに向かおうか。
自分は鉄ちゃんなので交通手段を調べたり探したりするのは好きで,ワクワクするのですが。。。
プレジデントホテルは市庁駅前。
ですが,そもそも市庁駅ってどこっていう状態
当時は空港鉄道もなく,バス案内図を見ても地名ばかりで。
位置関係も分からないし
そうこうしているうちに20分ぐらい食ってしまい,ホテルにたどり着けるか不安に。
ワクワクがドキドキに変わってきて
結構ヤバイ状況
なんとかバスチケットを購入しようと頑張るのですが。
乗る路線ごとに料金が一律で決まっているなんてことを知らなかった。
日本のように行先を窓口で告げて買う,みたいな感覚でいたので必死に行先を探していたのです。
救世主現る
機内で入国カード記入のためにボールペンを借りた女性の服装,斜め40度の横顔を(ある程度)覚えていたのですが,なんとその女性が目の前に来た(というか自分が気づいた)のです(結果的には日本語がそこそこできる韓国人女性でした)。
これはもう頼むしかない!
(生死にかかわる問題)
あ! さっきはボールペンありがとうございました!
ああ,はい・・・。
(印刷したホテルの予約の紙を見せながら)
あの~,実はこのホテルに行きたいんですが,韓国は初めてでどのバスに乗ればいいのか,チケットはどこで買えばいいのか分からないのです・・・
これは明洞に近いですね。私もソウル市内まで行くので一緒のバスに乗りましょう
あ,あ,あ,あありがとうごじゃいます~~~
マジ助かった
実は私も数年前,香港人女性4人に明洞で「このホテル(Four Seasons Hotel)に行きたいがどう行けばいい?」と聞かれ,場所は分かるし行き方もわかるのですが英語力がなく説明できない。
説明が面倒くさかったので「Follow Me!」と。
結局自分のホテルとは全く逆方向に20分歩いて,何とか目的のホテルまでたどりついた。
説明が面倒な時は「一緒にいきましょう」が正解です。
というわけで,バスのチケットはこれを買えばいい,と教えてくれて,何とかホテル方面に向かうバスに乗れました。
バスの中では隣同士。
もちろん会話などなし
ただ,ボールペンを貸してくれたこと,バスのチケット手配など,どういう形でお礼をしようかずっと妄想していた
バスがロッテホテルに到着
ここで降りればプレジデントホテルは歩いていけます
後ろについて歩きますが,ものの3~4分でプレジデントが見えてきた!
なんとか無事にたどり着くことができてほっとしました。
つづく。