今回,手持ちの iphone 6S にて,韓国内で使える SIM を手配し,韓国内でアクチベーションしました。
なんとか KT(韓国の通信大手)の回線につながり,インターネット閲覧やLINEでのやり取りは問題なく行えましたが,もらえた電話番号の開通がどうにもうまくいかずに悪戦苦闘。
結局,韓国にいる間の5泊6日は電話なしで過ごしました。全く困ることはないのですが,日本に帰ってから困ったことになりました。
電話の開通がうまくいかないのでいろいろスマホをいじっていたら,おそらくですが普段使っている iCloud の2ファクター認証の電話番号が韓国SIMの電話番号に変わってしまい,帰国してから iCloud にログインできなくなってしまいました。
iCloud をそれほど重用はしない(メールはヤフー中心)のですが,既存アプリの更新にはインストールしたときのアカウント情報が引き継がれ,更新時に韓国SIMの電話にSMSで認証番号を送るのですが,確認のしようがないのです。
2ファクター認証に使う電話番号を国内の電話番号に戻そうにも,変更前の本人確認のため韓国SIMの電話にSMSを送るのでそれも不可能。
iCloudのドライブにはiPhoneで撮った写真や動画などもあるので,それも見れない,ダウンロードできないのです。
それで, apple サポートに電話しました。
①とにかく Apple Account のガードが堅い。
②でもサポートの人は親切に対処してくれる。
③問い合わせると人定質問みたいなことされますが, iphone の機種,色まで向こうはわかってしまうようです(怖い)。
ちなみに,これらアカウント復旧には,韓国SIMの携帯電話番号が絶対必須,それを絶対に忘れないようにしてください。
自分は携帯番号を使わなかったので覚えてませんでしたが,奇跡的に設定時に画面に出た電話番号画面をスクショしていて,それがスマホに残っていて助かりました。
サポートの人も,その電話番号がわからないと絶対に復旧しないと言っていました。
で,復旧には数日から数週間かかるそうで,かなり面倒でした。
でも,やはり apple はすごいなと思いました。
画面共有までできて,向こうの人がいろいろ教えてくれるし。半面怖いな~とも。
かつて,中国のファーウェイの端末がいろんな情報を本国に送っているなどとしてアメリカは禁止したように思うのですが,apple だって似たようなことやってますね。それを悪用するかどうかの違いであって,最終的には国や人によるってこと。
海外SIM使うときは気を付けましょう。
今後は,iCloud にデータを保存しないことにします。安全かもしれませんが,万が一のときが面倒すぎます。