仁寺洞 耕仁美術館 伝統茶院

 

板門店ツアーを終えて,渋滞の激しい夕方のソウル市内をバスは進む(亀のように遅い)。

 

約束の時間は過ぎていて,気持ちは焦るんだけど電話もないので連絡もできず。

 

45分ぐらい遅れてロッテに到着。

 

ヒヤヒヤしましたが,待ってくれていました。

(おそらく,板門店ツアーのバスの到着に関して問い合わせていたのだと思う。まだ到着してないの?とかなんとか)

 

 

この日はもう夕方なので近場の仁寺洞という韓国の京都?みたいなところに行こう,と案内してくれました。

 

仁寺洞=京都?

 

京都に失礼です。

 

 

さて,仁寺洞をぶらついた後で,いい雰囲気のお茶屋があるというので行きました。

 

耕仁美術館というものに併設されている伝統茶院(Konestリンク)

 

時刻は19時ぐらいでさすがのソウルも薄暗くなってきて,でもなぜかそれが中庭の雰囲気を良くしてくれて。

 

オススメされたオミジャチャというアセロラみたいなお茶を飲み,のんびりお話をしました。

 

(板門店では写真撮りまくりましたが,仁寺洞では画像なし)

 

その後は,最後の韓国の夜ということで,大学路(恵化)まで行って焼き肉を食べました。

 

多分,恵化だと思うんだけど,この画像。

 

なんせ初韓国で何がどこにあるか全く知らない状況でして。

 

 

最後の晩餐も終わり,翌日は帰国。

 

名残惜しいので,東大門へ行きましょう,となった。

 

ファッションビル(多分ミリオレ)に行き,ジーンズを買いなさい,ということで買った笑

60000ウォンを45000ウォンに値切ってもらって笑

 

 

翌日,仁川空港へ

 

 

 

帰りに乗るアシアナ機

 

ま,これで初の韓国訪問が終わるのですが,人生に一度っきりだろうと思っていた韓国ですが,まさかその後,何十回と訪れるようになるとは夢にも思いませんでした。

 

初韓国物語,終わり。

 

 

 

板門店ツアー③

 

板門店ツアーも終盤。

 

板門店で憲兵が見送り

一通り見学を終え,ツアー参加者がバスに乗車。

全員が着席した状態になり,これから板門店を出発というそのとき,ガイドが

 

憲兵の皆さんが見送ってくれます。

バスの右側に並んでいます。

 

といった。

 

そうです。

 

この瞬間,悲劇が起きたのです滝汗

 

数人の乗客が見送ってくれる憲兵の姿を見ようと立った瞬間,バスに同乗していた憲兵(ライフルで武装)が

 

立つな!座れ!(英語で)

 

と叫びながら立った乗客(さっきのノリのいい大学生w)にライフルを向けました。

思わず自分は前シートを盾に隠れました(笑)。

 

ライフルが本物かどうかは知る由もありませんが,ライフル向けられたのは人生初笑

 

いや~,一瞬ビビって,バス内の緊張が一気にMAXに。

 

注意事項は絶対厳守。

例外はないという毅然とした態度。

 

最悪の場合,国境線の向こう(距離にして100メートル)に武装した北朝鮮兵がこちらに向けて乱射してくる可能性も否定できないので,それを未然に防ぐ意味でも憲兵の行動は正しい。

 

ルールを守らなかったツアー客が悪い。

 

ま,結局騒ぎは収まったのですが,立ち上がった乗客はガイドさんにこっぴどく叱られていました。

特に一番前に座っているノリのよかった学生2人組。

 

帰りのバスではその学生風2人組は完全に無言でした笑笑

 

これが帰らざる橋?みたいな橋。意味はぐぐってください。

 

 

ソウルに戻る途中,ガイドが

 

行きに立ち寄った臨津閣で乗り遅れたアメリカ人2名を拾っていきます。

ちょっと寄り道するのでロッテに着くのが少し遅れます。

 

と。マジか笑

 

しかも夕方の渋滞で,ロッテに着いたのは結局18時すぎでした。

 

携帯もスマホもなかったので,待ち合わせ時間に間に合わないと連絡したいのですが,連絡できず。。。。

 

つづく。

 

板門店ツアー②

 

 

板門店到着

 

やはりなんとなく緊張したことを覚えています。

 

まず全員,会議場みたいな部屋に入れられ,

 

宣誓書みたいなものに署名,捺印しなければなりません。

 

要は

 

死んでも文句言いません

 

みたいな宣誓書です。

死んだら文句も言えませんけどね笑い泣き笑い泣き

 

そしてガイドから再度,注意事項が言い渡されます。

 

38度線を超えた向こうには武装した北朝鮮兵がいます。

興味本位で指をさしたりすると銃を向けられたと勘違いし,発砲される恐れがあるので絶対に指をささないこと

 

 

これは北朝鮮側の建物「板門閣」。

 

実際,この板門閣には,武装した2名の北朝鮮兵が警備していました。

 

 

 

 

この水色の建物,ニュースでよく見るやつだ~と感慨。

 

軍事境界線をまたぐ位置に机があり,机の中心より向こうは北朝鮮です。

↑ネットからの借り物

テーブルのちょうど真ん中に国境線が走っています。

 

 

 

 

国連の憲兵が警備

 

建物の南側と北側には扉があり,北側の扉の前には憲兵が微動だにせず警備しています。

 

憲兵の背後に回った瞬間,北朝鮮側に脱出する意志アリとみなされて,その場で捕らえられます。

だから絶対に憲兵の背後には行かないように,と念を押されました。

 

ただ,憲兵は本当に微動だにしませんが,並んで一緒に撮影することは可能でした(自分は撮っていない)。

↑憲兵うしろのドアの向こうは北朝鮮です。

 

 

サングラスをしているので視線が分からないのですが,下から覗いても動きません。

人形ではなく,本当の人間でした笑

 

石があるのが韓国側,砂利側が北朝鮮側。

つまり,国境を越え,北朝鮮側に入りました。

 

北朝鮮の方向を撮影

 

つづく。