証拠となる音声を録音したICレコーダーを幽霊の父・裕雅から受け取った、セロリ。

 

セロリがICレコーダーを掲げ、吉本グループ社長・耕一に対し、

千葉「証拠ならここにある!プンプン

 

セロリが再生ボタンを押すと、耕一の声が再生される。

 

耕一『花月うどんの出汁にこの下剤を入れろえー

耕一『それで営業停止になり、裕は働けなくなるえー

 

耕一「くそっ!えーアセアセ

 

秘書・椎森が耕一に対し、

椎森「こうなったら、ヤクザを呼びます!プンプン

椎森「強力な助っ人も来ています!」

 

椎森が下手袖に呼び掛けると、

島木譲二風の格好をした津田(ダイアン津田篤宏)が太田と松浦を従えて現れる。

公演の立案者といっても過言ではない人物のゲスト出演に客席が沸爆  笑拍手

 

千葉「ドラマのホールの人ですよね?ウインク

と津田に帽子を被せる。

吉田「ほんまや!爆  笑

津田「何してくれとんねん!(苦笑)」

吉田「気に入ってるから、帽子取らへんなニヤリ」 笑い泣き

津田「…(半笑)」

 

津田「あいつ(=吉田)、ボコボコにしたれ!」

下手に立つ太田が裕を上手方向に殴り、

次に上手に立つ松浦が裕を下手方向に殴り、

最後に下手に立つ津田が裕を殴る。

 

が、何度やっても、津田だけパンチの音(パン!)が鳴らず、

その都度、津田が自分の拳を確認するキョロキョロ。 笑い泣き

津田「なんで俺だけ鳴らへんねん!?(苦笑)」

太田「力が弱いからです」

津田「やかましい!(苦笑)」

 

津田が裕を殴ると、

松浦がギターで『♪ピョン』とコミカルな音を出す。 笑い泣き

津田「音を変えてくれ!(半笑)」 笑い泣き

 

津田が裕に肘打ちを喰らわせる。

『♪ピン』 笑い泣き笑い泣き

津田「なんでや!(半笑)アセアセ

 

千葉が蹴りや地獄突き等をリクエストし、

津田の動きに松浦が様々なギター音で合わせる。

 

千葉「肘打ちが一番いいニコニコ

千葉「もう一回お願いしますウインク

 

津田が裕に肘打ちを喰らわせる。

『♪ピン』 笑い泣き笑い泣き

 

耕一が津田に対し、

耕一「もう帰ってください。(半笑)」 笑い泣き

 

津田「最後にこれだけ言うていくニヤリ

 

津田が観客に対し、

津田「お前らはゴイゴイスーです!口笛

津田「スー!を差し上げます口笛」 笑い泣き

 

観客の大きな拍手の中、津田(と太田・松浦)が去っていった。

 

耕一がセロリに対し、

耕一「無駄使い、すな。(苦笑)」 笑い泣き笑い泣き

 

津田は千葉公平がキャスティングしたようだ。

 

 

耕一が息子・裕に対し、

耕一「痛い目に遭いたくなかったら、うちに帰ってこい」

千葉「帰るわけないでしょ!えー

吉田「帰りますプンプン

千葉「えっ?」

 

吉田「帰ります。あなたがここのうどんを食べて不味いと思ったらプンプン

耕一「そこまで言うなら食べようじゃないかニヤリ

 

耕一がテーブル席に座る。

 

吉田「すぐ、作ります」

裕が厨房に向かった。

 

セロリが耕一に対し、

千葉「うどんができるまで、これでも飲んでいてください」

と、下剤の瓶をまるでコップのようにテーブルに置く。 笑い泣き

耕一「下剤やないか!(苦笑)」

千葉「食べる前に飲む!プンプンニヤリ」 笑い泣き

耕一「違うやつや!」

 

裕がきつねうどんを作り現れる。

吉田「お待たせしました! きつねうどんですプンプン

 

耕一がうどんを食べる。

 

吉田「どうですか?」

耕一「…、美味い」

耕一「まさか、こんなに美味いとは…」

 

♪感動的な音楽が流れる

 

裕が独立した理由を話し始める。

吉田「あなたの下で働いていては一生超えられないと思いました」

吉田「だから吉本グループを辞めて、店を立ち上げました」

吉田「必ず、あなたを超える大きな会社を作ってみせます」

吉田「だから、邪魔をしないでくださいプンプン

 

耕一「分かった」

耕一「お前が私を超えられるか、楽しみにしてる」

 

耕一「それから。これまでの無礼、申し訳なかった」

耕一が裕に頭を下げる。

吉田「頭を上げてください」

しかし、セロリは耕一に対し激怒し、

千葉「いや、土下座しろっ!ムキーアセアセ」 笑い泣き

吉田「ドラマに寄せんでええねん!」 笑い泣き

 

耕一が椎森やプロレスアを見てから、裕に対し、

耕一「俺もこいつらと一緒に頑張るよニコニコ

耕一が優しい表情になる。

 

暫く、闘い終えたライバル同士の爽やかな場面が描かれる。

 

ミソがプロレスアに対し、

酒井「色々、生意気言ってごめんなさい」

 

熊元「お互い、頑張りましょうニコニコ

 

熊元「セロリをよろしくねニコニコ

ミソが頷く。

 

酒井「よーいしょ!口笛爆  笑

藍の掛け声をキッカケに、

熊元「よーいしょ!!爆笑ニヤリ、よーいしょ!!爆笑ニヤリアセアセ

と、プロレスアがその場で一人でパワフルに暴れ、転げ回る。

吉田「やらんでええねん!(苦笑)」

熊元「今日、(緊張して)これしかできてないからアセアセ」 笑い泣き

吉田「十分や!ニヤリ」 照れ

 

 

⒙ 終

セロリが裕に対し、

千葉「これからもっと繁盛させるために3人力を合わせて頑張りましょうニコニコ

吉田・千葉・酒井「オーッ!!!爆  笑グー

3人が拳を突き上げる。

 

その時、店に電話が掛かってくる。

 

裕が受話器を取る。

吉田「はい、花月うどんです」

 

吉田「えっ!? 昨日の昼に食べた100人、全員、食中毒!?びっくりアセアセ

吉田「3ヶ月の営業停止!?びっくりアセアセ

保健所から連絡があったよう。

 

裕が電話を切る。

 

吉田がセロリに対し、

吉田「お前のせいで営業停止になったやないか!ガーン

吉田「クビやーっ!!ムキーアセアセ

 

すると、セロリとミソが耕一のもとに行き、

千葉「今日から吉本うどんで働かせてください!プンプン

セロリとミソが耕一に頭を下げる。 笑い泣き

 

吉田「すぐ裏切ったー!!」

吉田「えーっ!?(=嘘やろ!?)」 笑い泣き笑い泣き

 

 

 

 

その13に続く