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長崎平和祈念像
銅像のモデルとなった方について、昔、祖母等から聞いた話を。
モデルは、『せんとうはん(=先頭さん)』の愛称で親しまれた
(祖母が暮らした)地域では有名な体育教員さんで、
落ちれば即死する下路アーチ橋のアーチ部頂上で逆立ちして悠々と歩くほど
ずば抜けた運動神経の持ち主だったのだとか。
ある事故で40代の若さで亡くなってしまうのですが、
その事故というのが『弘法にも筆の誤り』でして、
居酒屋で酔っ払い、2階テラスからおしっこをしている際に滑り落ちたそうなんです。
半世紀以上前の長閑な時代の話ですが、
こんなハチャメチャな人が親族にいたら絶対楽しくて、平和な時を過ごせそうですよね。
愛され、語り継がれ、死んでも死なない、伝説の人。
話を聞けば聞くほど、実際に会ってみたい気持ちになりました。
どこかに、ドラえもん居ないかな?
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Weezer
2枚の新アルバムにメタリカカバー等、今年も精力的に活動する、ウィーザー。
あまりにも魅力的で、もう食べてしまいたいくらいです。
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4月に開催された、新アルバム『OK Human』完全再現・無観客フルオーケストラライブ
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最近は『Black Album』を良く聴いています。
ウィーザーは楽曲が単に多種多様なだけでなく、そのどれもが高クオリティで感動します。
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から、実際のアルバムではシームレスに展開し、
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信濃岳夫さんの新喜劇のように曲中盤以降に驚きが用意されていて、
やはり普通には終わりません。
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新作ゲーム購入予定
備忘半分に。
今秋から来年に掛けて、私好みな作品がたくさん発売されます。
時間が足りなくなるのが目に見える…
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おすそわける メイドインワリオ (9月10日発売予定)
短時間で楽しめる、現代向きな作品。
似たテイストの作品で、つんく♂さんのリズム天国新作にも期待しております。
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ロストジャッジメント (9月24日発売予定)
木村拓哉さんが主役を務める、弁護士・八神隆之の事件簿『ジャッジアイズ』の続編。
前作『ジャッジアイズ』は
・人命より優先される、利権塗れの国家プロジェクト
・プロジェクトに携わる人々の執念、悲願
・切望される特効薬
等、奇しくも今の日本を完璧に予言する重いテーマになっていました。
一方、サブゲームは馬鹿馬鹿しい内容で、テーマと遊びのバランスが絶妙な作品ですね。
『ロストジャッジメント』ではどのような問題に切り込むのか、楽しみです。
※
余談
もう一つ、今の日本と重ね合わせた作品で強く思い出すのが、映画『アルキメデスの大戦』です。
国民困窮時も建造予算が膨れ上がる戦艦大和(現価で約3兆円≒2020五輪)と、その裏にある巨大利権、
勝利した日露戦争時(≒1964五輪70万博)の賑わいをもう一度!と愚直に敗北に突き進む、腐敗した軍部等、
戦艦大和建造時の大日本帝国を『難航する五輪』が間近に迫る現代日本と被らせていました。
「日本人は敗北を認めようとしない。
だからこそ、雄大で美しい、依代たる戦艦大和が派手に散る必要がある。
戦艦大和が沈んだその時、日本人は初めて負けを認め、立ち上がり声を上げ、日本が生まれ変わる」
戦艦大和設計主任・平山忠道造船中将(架空人物!)の大和建造意図が斬新でした。
戦艦大和の杜撰な建造計画を客観的データで批判し続け、無謀な戦いを止めようとした主人公が
最後の最後で平山中将の考えに深く共鳴し、黒に転じてしまうのですよね。
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真・女神転生Ⅴ (11月11日発売予定)
大好きなシリーズの最新作。
待ちに待っただけあって、PVや特番を観る限り、相当作り込まれていそうです。
『終末東京(=女神)をどう生まれ変わらせるか?(=転生)
新生東京の主役となるのは、神か人間か悪魔か、秩序か調和か混沌か?』
が長年のテーマで、プレイヤーが結末を決めるマルチエンド方式が採られています。
偶然ですが、時代とも合ったテーマなのかもしれません。
⑷
エルデンリング (2022年1月21日発売予定)
ソウルシリーズ最新作。
高難易度とされるシリーズですが、
遊ぶうちに次第に敵の攻撃の隙を把握できるようになり、合わせてキャラクターも強くなり、
いつの間にか敵に完勝できるレベルデザインが秀逸です。
シリーズ中、『デモンズソウル』・『ダークソウル1~3』・『ブラッドボーン』は
私のようなゲーム下手でもクリアできました。
例外的に、キャラクター強化の概念が薄く、尖った難易度の『SEKIRO』だけ詰んでいます。
来年初の発売前に再チャレンジしようかなあ。
『エルデンリング』はキャラクター強化等、初心者救済システムがあると嬉しいですね。
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ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド続編 (2022年発売予定)
そして、説明不要な歴史的傑作の続編。
今度は反重力の概念が導入され、マップが縦に広がるようですね。
⒋
・火事場の馬鹿力のように、ここ2年量産される名曲群
・魅力的な新作ゲーム
・劇場公演のインターネット配信
・各種サブスク
・生ビール缶
等、自宅で楽しめる娯楽が急速に拡大充実したおかげで、
『常時外出しないと死んじゃう病』未発症のまま、家時間も自粛感無く楽しく過ごせています。
次から次へと現れる新しいエンタメの世界にエンタメの凄さを再認識する日々、
自宅外でしかできないことが娯楽の全てじゃないですね。
恐竜が絶滅しても人類が誕生したように、
時代に合わせて沈むものがあれば、浮かぶものもあることを今体験しているのでしょうか?