諸太郎
屋台の大将・吉田
二人。

ラーメンの商品化契約が決まり、俄然やる気を出す、吉田。
吉田「交際を認めてもらえるように、頑張るぞー!爆  笑
諸太「フフフッチュー
吉田「何がおかしいんや?」
諸太「良い事が起きたから、次は悪い事が起きる番やと思ってチュー」 笑い泣き
吉田「不吉なこと、言うな!アセアセ


そこに、白ジャージのチンピラヤクザ・ヒロ(吉田ヒロ)が現れる。
ヒロ「おいこらーっ!ムキー
吉田「…?、なんでしょうか?」
ヒロ「この屋台、誰に許可取ってやっとんねん!プンプン

吉田「役所に申請してますけど…」
ヒロ「組に挨拶に来たか!?」
吉田「組?、なんのことです?」
ヒロ「この辺りはワシらの組のシマや。ショバ代300万払え!」
吉田「300万!?、そんな大金無理ですって!」

ヒロ「ええ根性しとるやないけニヤリ
ヒロ「見とれよえー

ヒロは顔を震わせ指先に全力を注ぎ込み、叫ぶたびに様々な気功ポーズを取る。
その様子を吉田と諸太郎が呆気に取られた様子で見ている。
ヒロ「わーっ!ムキーアセアセ
ヒロ「うりゃーっ!ムキーアセアセ
吉田・諸太「…?キョロキョロ

ヒロ「うわーっ!ムキーアセアセ
ヒロ「ふわーっ!ムキーアセアセ
吉田・諸太「…?キョロキョロ
ヒロは一呼吸置き、吉田に対し、
ヒロ「、全然、意味わからんやろ?ニヤリ」 笑い泣き

吉田「なんじゃそりゃ!」

ヒロ「ショバ代払わんかったら、今のやつ、ここで毎日10時間するぞえーニヤリ」 笑い泣き
ヒロ「15~6年間するえーニヤリ」 笑い泣き
吉田「それはやめてください!(苦笑)」


吉田「とにかく、払えません!」
ヒロ「ワレ、なめとんか!!ムキー
ヒロはピストルを取り出し、吉田に銃口を向ける。
吉田「うわーっ!ガーンアセアセ
ヒロ「払えや!ムキー
吉田「300万なんて大金、直ぐには無理ですって!アセアセ

ヒロ「…えー

ヒロがピストルを仕舞い、
ヒロ「しゃあないな。一週間待ったるわえー
ヒロ「一週間後に耳揃えて払えやえー

ヒロが去っていく。
ヒロは舞台袖手前で立ち止まって吉田の方を振り向き、
ヒロ「おい。払わんかったらどうなるか…」
吉田「…どうなるんですか?」
ヒロ「お前のこれからの人生、グラッチェパンパンやでえーニヤリ」 笑い泣き
吉田「どういう意味や!(苦笑)」

ヒロが去っていった。

ヤクザから高額のみかじめ料を要求された、吉田。
良い出来事の後には、やはり悪い出来事が起こってしまった。

 

・悪い出来事 (ヤクザのみかじめ料要求)

 

 



諸太郎

屋台の大将・吉田

二名。

規則性があるならば、悪い出来事の後には良い出来事が起こるはずだが…

派手なメイクにオカッパ頭をした直子(今別府直之)が勢いよく現れる。

直子「圭吾ー!ラブ

諸太「バケモン来たタラー
直子「なんでやねーん!ムキー

直子が諸太郎に近付き、
直子「失礼ね!えー
と、諸太郎の肩を突く。
諸太「やめてよアセアセ
諸太郎が直子を押し退けようとして、直子の胸に手が当たってしまう。
直子「ピュッ口笛」 笑い泣き
諸太「…?キョロキョロ

ここからピュッピュルッピュッドンのくだりに。
ピュッピュルッピュッドンを決めるも、観客は全くの無反応。
直子が諸太郎に対し、
直子「あんたのせいでこんな感じになってるじゃないの!アセアセ
諸太「『あんたのせい』って(苦笑)…、人気が無いからでしょ?ニヤリ」 笑い泣き
直子「人気はあります。(苦笑)アセアセ」 笑い泣き

直子「私は余裕なのよえーニヤリアセアセ」 笑い泣き
自身を鼓舞しているのだろうか、既に余裕が無さそうな発言をする、直子。


諸太郎が乳首を3回しか触らず、
直子「もう一回せえや!ムキーアセアセ

その次は高速で4回触るパターン。
直子「速い速い速い!アセアセ

再度、
直子「速い速い速い!アセアセ」 笑い泣き

諸太「なんで二回言ったの?(苦笑)」

直子が一瞬だけ客席に視線を向けながら、
直子「二回言ったら、(客席の笑いが)何とかなるかとタラー」 笑い泣き笑い泣き

 

直子はスベリ芸の盛り上げ方に異様に長けている様子。


直子が諸太郎に対し、
直子「ゆっくり4回しなさいよ!えー
諸太「えっ?」
直子「耳掃除してきなさいよ!アセアセ
諸太「耳掃除?」
直子「あの、事前に決められたこと以外、言ってこないでアセアセ」 笑い泣き笑い泣き

諸太郎がゆっくり4回触り、完璧なピュッピュルッピュッドンを決める、直子。
しかし、観客は全くの無反応。
直子「…えー
直子が観客に対し、
直子「優しさとか無いんですか!?えー」 笑い泣き笑い泣き


ネタが終わり、物語が進む。

直子「ガキ(=諸太郎)の相手をしている場合じゃないわ!えー

諸太郎が吉田に尋ねる。
諸太「誰?」
吉田「ストーカーの直子やタラー

直子「ストーカーじゃないわよえー
直子「私は圭吾の跡をつけ、家のゴミ漁りし、部屋に盗聴器を仕掛けてるだけえー
吉田「それをストーカーって言うんでしょ!タラー

ここで急に直子が両足を揃え、
直子「好き、好き、好き!口笛ラブラブ
と『好き』の言葉に合わせて、
ピョンピョンピョンと前・後・前に小さくステップを踏む。 笑い泣き
直子「好き、好き、好き!口笛ラブラブ

直子の奇妙なステップに完全に引いている、吉田。
すると、直子が吉田に強引に抱きつく。
吉田「やめろっ!アセアセ
吉田が直子を自分から引き離そうとして、手が直子の胸に触れてしまう。
直子「ピュッ口笛

直子「もう~、圭吾まで私の胸をコチョコチョしてこないでラブラブ
吉田「当たっただけや!アセアセ

 

・悪い出来事 (ストーカー直子の登場)


状況分析する、諸太郎。
諸太「悪い事が二回続いてる。順番がおかしいタラー
良い出来事と悪い出来事が交互に訪れる法則性が乱れてしまった。

 

 

その7に続く