『お客がとまらないホテル!?』


[セット紹介]
洋風の『花月ホテル・西梅田』のロビー


舞台下手端・前側…ホテル入り口への通路

舞台下手端・奥手側…通用口通路

舞台中央奥・上手寄り…客室への通路

舞台上手端…客室・社長室・事務室等への通路


舞台中央…椅子と膝の位置ほどのテーブル

舞台上手奥…フロント。
フロントの奥に従業員控え室

 




 

[物語]
(敬称略)


舞台は、結婚式場が併設された花月ホテル・西梅田のロビー。

圭吾(もじゃ吉田)と澪(大塚澪)の若者カップルが宿泊に訪れる。
圭吾「いや~、ここかー!爆  笑
圭吾「澪ちゃん、こんなええホテルを俺のために予約してくれたの?」
大塚「圭吾君の誕生日プレゼントウインク

圭吾「ありがとう照れ

大塚「歌も練習してきたのよ?、聴いてくれる?ウインク
圭吾「聴く、聴く!照れ

すると、澪がイタリア語でオペラを歌い出す。 笑い泣き

圭吾「…キョロキョロ
一通り歌い終わったところで、
圭吾「聴いたことないわ!(苦笑)アセアセ」 笑い泣き


圭吾「何を歌ったの?」
澪がオペラ風に、
大塚「♪オペラよ~右上矢印口笛笑い泣き
圭吾「それは分かってる!、歌詞!アセアセ
大塚「『お誕生日おめでとう』ってウインク
圭吾「そっか…タラー 澪ちゃん、ありがとう照れ

圭吾「やけど、めちゃめちゃ歌上手いね! レッスンに行ってるの?」
澪がオペラ風に、
大塚「♪行ってるよ~右上矢印口笛笑い泣き
圭吾「オペラで答えんでええから!」


チェックインしようと奥に呼びかけると、
ホテルスタッフの珠代(島田珠代)が勢いよく現れる。
珠代「はい、はい、はい、はい!爆  笑…あ~ぁあ、いらっしゃいませー!口笛
と、前屈し床に指をつける、珠代。 笑い泣き

大塚「予約していた、大塚です」

澪と圭吾がテーブル周りの椅子に座る。


珠代「ウェルカムドリンクのコーヒーをお持ちしますねニコニコ

珠代が圭吾の前でコーヒーを撒き散らし、
圭吾の服にコーヒーがかかる。
圭吾「何してるんですか!アセアセ、拭いてください!」
珠代「失礼しました!アセアセ

珠代がタオルで床を拭く。 笑い泣き
圭吾「そっちちゃう!」
珠代「あっ!びっくりアセアセ(口笛)」

珠代は、床を拭いたタオルで圭吾の股間と顔を拭く。
圭吾「何しとんや!プンプンアセアセ
圭吾「こっちは客やぞ!プンプン
珠代「こっちは従業員やぞ!プンプン笑い泣き
圭吾「なんで従業員が偉そうにしてるんや!」
圭吾と珠代が取っ組み合いになる。

困り果てる、澪。
大塚「誰か!、誰かーっ!!アセアセ

 



タキシードを着たホテル支配人・吉田(吉田裕)がホテルに戻ってくる。

珠代と圭吾が取っ組み合いの喧嘩をする姿を見て、
吉田「何してるんですか!びっくりアセアセ
と、二人を引き離す。

圭吾と澪が吉田の顔を見て驚く。
圭吾「こんなところで出会えるとは!びっくり
ここから二人で一連のマキバオー弄り。

途中、出走時のファンファーレを澪がオペラ調で歌う。
吉田「(ボケるにも)乗りにくいなあ!(苦笑)タラー笑い泣き笑い泣き


吉田が圭吾に対し、
吉田「僕のこと、散々バカにしてますけど、お客さんの髪型もおかしいですよ!?」
と、今度は圭吾のもじゃもじゃの髪を弄る時間。

・もじゃもじゃのカツラを取ると、もじゃもじゃの地毛が現れる
・カツラを脇に挟む
・カツラを股間に挟む
一連のネタで客席を沸かせる。

物語に戻る。

吉田が支配人であることを圭吾たちに伝え、
珠代との喧嘩のことを尋ねる。
吉田「喧嘩の原因はなんでしょうか?」
圭吾「コーヒーをこぼした後、床を拭いたタオルで僕を拭いてきたんです!」
圭吾「従業員の教育、ちゃんとしてくださいよ!プンプン
吉田「大変、失礼いたしました!アセアセ

珠代が吉田を指差しながら、圭吾に対し、
珠代「これ(=吉田)も謝ってますんでニヤリ笑い泣き
吉田「なにが『これ』や!、お前のために謝ってんやぞー!プンプン
珠代「そんな言い方しなくても…ショボーン
珠代「もう、やだー!ガーン……、好き~ラブラブ笑い泣き
と、吉田の肩に顔を寄せる。
吉田「何しとんや!アセアセ

珠代「二人っきりね~ラブラブ」 笑い泣き
吉田「どこがやねん!アセアセ

すると、圭吾と澪が空気を読んでホテルから出て行き、
吉田と珠代、二人きりになる。


珠代の一連のネタの時間。


吉田の股間から顔を出し、吉田の顔を見上げ、
珠代「下から見ても、出歯ーニヤリ笑い泣き

珠代「出歯傘がほしい口笛
珠代「(雨宿りならぬ)出歯宿りした~い口笛
等、言いたい放題。 笑い泣き


吉田に羽交い締めにさせ、「離してよ!」を言う場面では、
吉田「(珠代の)脇、ぬくいなあ!(苦笑)タラー笑い泣き笑い泣き
珠代「急に暖かくなってきたから…(苦笑)アセアセ


セットに壁ドンする場所が無く、
珠代「ぶつかれへんの?キョロキョロ
珠代「ほな、今日、何しに来たん?…梅田の端っこまで」 笑い泣き
吉田「ちょっと『西』なだけや!(苦笑)」 笑い泣き

珠代「でも、大丈夫!」
珠代「こんな時のために用意していますニヤリ
舞台上手袖から黄金の壁が現れる。
吉田「なんや、これ!?」
珠代「堺筋線で持ってきましたニヤリ
吉田「自分で持ってきたん!?、電車に乗せられんの!?」
珠代「プラス500円ニヤリ笑い泣き
吉田「500円でいけんのー!?」

壁ドンし、
珠代「男なんてシャボン玉~ニヤリ

吉田のツッコミが心地良かったのか、
珠代はネタを省略することなくやり遂げ、満足げな様子。


珠代のネタ終わりでタイミングよく圭吾と澪がホテルに戻ってくる。
圭吾「終わりました?ウインク」 笑い泣き
吉田「全部見てたでしょ! はよ戻ってきてください!」

圭吾たちはルームキーを受け取り、ロビー上手端通路から客室に消えていった。
 
 
その3に続く