屋台の大将・信濃とアルバイト・アキ、二人。

長椅子にたこ焼きが置かれており、レイが食べ忘れていることに気付く。
信濃「アキ、奥に置いといてくれる?」
アキ「分かりました」

アキがたこ焼きを器を手に取るが、不注意でたこ焼きを落としてしまう。
アキ「すいませんアセアセ
信濃「掃除のおっちゃんが着たら、掃除してもらおう」


出囃子が流れ、その『掃除のおっちゃん』・池乃(池乃めだか)が現れる。
池乃はほうきと塵取りを持っている。

『♪見ー下ーげてー ごらんー』のくだりに。


信濃がアキに池乃のことを紹介する。
信濃「この町で夏祭りが始まってから、ずっと掃除してくれてる人なんや」
アキ「今年で何年目ですか?」
池乃「40年になるかなニコニコ

池乃が昔を振り返り始める。
池乃「あの時は若かった…」
池乃「毎年、夏祭りが終わるたびに歳を取っていることを感じるよ」
池乃「もうそろそろお迎えが来る頃かもしれないな」
突如、足腰が弱くなる、池乃。

信濃「急にヨボヨボになってないですか!?(苦笑)」

池乃が信濃を見て、
池乃「あんた、誰や?キョロキョロ
急に呆け始める、池乃。

信濃「信濃です!」

池乃はたこ焼き屋台を見て、
池乃「…神社か?キョロキョロ
信濃「たこ焼き屋です!(苦笑)」

池乃が蛸の絵を見て、
池乃「…マグロか?キョロキョロ
信濃「タコです!(苦笑)」

池乃が暖簾に書かれた『たこ焼き』の『た』の字をほうきの柄で指し、
池乃「…これは?キョロキョロ
信濃「『た』です!(苦笑)」
池乃「暖簾やニヤリ笑い泣き

池乃「冗談、冗談ウインク
信濃をからかい楽しんでいる、元気な池乃。

 

 



屋台の大将・信濃、アルバイト・アキ、
夏祭りの清掃係をしている池乃、三人。

真希(前田真希)・景子(松浦景子)・珠代(島田珠代)、
三人の女性が現れる。
真希は赤色の法被を着ている。
真希「こんにちは!ニコニコ
景子「こんにちは!ニコニコ
珠代「あ~ぁあ、…こんにちは~!口笛
珠代だけ、前屈して床に指をつける、個性的な挨拶をする。 笑い泣き

真希は夏祭りの実行委員長、
景子と珠代は実行委員をしていて、
顔見知りの信濃がアキに三人を紹介し、アキが三人に自己紹介する。

池乃は、真希が小さい頃から親しくしている様子。


アキ「実行委員会は、全員、女性なんですか?」
景子「男手が欲しいんですけど、集まらなくて」
珠代「でも、男の人から自発的に手を挙げてほしいのよね」
珠代「本当にもう…」
と、信濃に近付き、
珠代「…好きーラブラブ
信濃の肩にもたれ掛かり、顔を寄せる。

珠代「二人っきりね…ラブラブ
信濃「どこがや!アセアセ
すると、真希と景子が下手袖に、池乃とアキが上手袖に消え、
珠代と信濃、二人きりになる。


珠代が信濃の顔を見て、
珠代「すっごい中途半端な男前口笛笑い泣き
珠代「でも、2~3番がいいんだよウインク
珠代「一番は暑苦しいからウインク
信濃「…(苦笑)」

ここからは一連の珠代ネタ。
相手が信濃の時は、ツッコミが緩いパターン。
珠代「もっと強く、痛いくらいにツッコんでほしいんだよ!(泣)」
珠代「じゃないと、逆に辛いんだよ!(泣)」
珠代「職業病なんだよ!(泣)」
珠代「優しさが出てるの!(泣)」 笑い泣き
珠代「今は優しさは要らないの!(泣)」 笑い泣き

珠代「もう、このコーナーは以上です!(苦笑)アセアセ
と、壁ドンはせずに、終了。


下手袖から真希と景子が、
上手袖からアキと池乃が戻ってくる。

池乃が珠代に対し
池乃「もう終わったか?、闇営業ニヤリ笑い泣き
アキ「会社を通した方がいいですよ?」 笑い泣き


信濃が真希に尋ねる。
信濃「どうして、ここに来られたんですか?」
真希「祭りを頑張ってくれている皆さんにご挨拶しに来ましたニコニコ
真希「暑いので、体調にはくれぐれも気を付けてくださいね!」

そう言ったそばから立ち眩みする、真希。
咄嗟に、信濃が真希の手を取り支え、長椅子に座らせる。
真希の手を握っていることに気付き、慌てて手を離す、信濃。
信濃「すいませんアセアセ


真希が景子や珠代に、
真希「少し休んでから行くから、先に事務所に行っててくれる?」

景子が上手袖に消える。

珠代はガラポンが気になる様子。
景品を手に取り、
珠代「3等の景品…へ~口笛照れ
と、景品を持ったまま、上手袖に消える。
信濃「盗んだらあかん!アセアセ

池乃もガラポンが気になる様子。
池乃は特等が当たった時に鳴らすベルを持ち、上手袖に消えた。
信濃「だから、盗んだらあかんて!アセアセ

信濃「ほんまにもう…タラー

 
 
その5に続く