青年団(令・まみ・健太・啓之)の紹介が終わったところで、
上手袖奥側から、真希が水汲みから戻ってくる。
真希「琵琶湖で汲んできましたウインク口笛
森田「琵琶湖!?キョロキョロ


真希は令たちが目に入り、
真希「青年団の皆さん、こんにちは!ニコニコ

森田「真希さんは青年団には入ってないんですか?」
真希「何も覚えてなくて働き始めたから、迷惑かと…」
森田「…?」

青野「真希ちゃんは記憶喪失なんや」
レイ「昨年の祭りの後、公園で座り続けている人がいて」
レイ「話を聞いたら、真希さん、その前の記憶を思い出せないみたいで…」
レイ「だったら、記憶が戻るまで仕事してはどうかと思って、」
レイ「大将に相談して、たこ焼き屋で働くことになったんです」

真希「ご迷惑をお掛けして、すみません」
青野「そんなことない。真希ちゃんがおって、助かってるわ照れ


レイ「色んな人に見てもらってるけど、まだ記憶が戻らないんです」
森田「病院でも分からんのか…」
レイ「病院には行ってないですニコニコ
森田「ほな、どこで診てもらってんの?」
レイ「手相、タロット、スピリチュアル口笛笑い泣き

 

森田「なんや、それ!、占いやんけ!」 笑い泣き


真希の記憶喪失の治療のため、啓之が親戚の医者を呼んだらしい。

すると、看護師の松浦(松浦景子)が現れる。
松浦「看護師をしています、」
バレエのターンをし、ポーズを決め、
松浦「松浦景子です!おねがいキラキラ笑い泣き

森田「なんで、そんな動きしたんや?」
松浦「小さい頃から空手をやっていたものでおねがい笑い泣き
森田「バレエでしょ?」
松浦「あっ、バレエでした!照れ、ハッハッハッハッ…爆  笑、」
と、急にテンションを変え、バレエの決めポーズをし、目をキラキラさせるおねがいキラキラ笑い泣き

森田「癖、強いな…タラー笑い泣き


松浦が森田の顔を見て、唐突に、
松浦「平目ですねニヤリ
森田「なんやねん!プンプン
森田が松浦の肩を軽く押すと、
松浦が「キャー!」と叫びながら、舞台の下手に向けてバレエを始め、
一旦上手端にまで来てから、下手端で決めポーズする。
キラキラした目で、
松浦「何、すんのよ!おねがいキラキラ笑い泣き

森田「嘘つけ!、楽しそうに踊ってたやないか!」
森田「一回、戻ってきてたぞ!(苦笑)」 笑い泣き
松浦「癖が強いもんでニヤリ笑い泣き

 

バレエネタありきに見える場面。


松浦は、啓之が呼んだ医者とともにやってきたよう。

松浦「先生ー!ニコニコ
松浦が下手端に呼び掛けると、
金髪で白衣を着た、医者のオール巨人(オール巨人)が現れる。
巨人「失礼します」

ビッグゲストの登場に会場が沸く爆  笑拍手


巨人が真希の診察を始める。

少しの時間、聴診器を使って自由にボケ、
巨人「新喜劇(で演じるの)、オモロイな爆  笑

舌圧子を真希の舌に当て、ア行・カ行を言わせる。
真希は上手く喋ることができず、
巨人「滑舌悪いなタラー
森田「誰でもそうなりますよ!(苦笑)」 笑い泣き

森田「で、先生。真希さんの記憶喪失のことは何か分かりましたか?」
巨人「…記憶喪失?」
巨人「私、歯医者ですよ?キョロキョロ、そんなん分かりません」 笑い泣き
森田「えっ?」


巨人が森田に使用済の舌圧子を渡そうとする。
巨人「プレゼントウインク

巨人のアドリブなのか、森田が一瞬戸惑うが、
巨人が舌圧子で真希を指し、真希に使ったことをアピールすると、
森田「あっ…アセアセ
と、森田がニヤニヤといやらしい顔チューラブを作り、嬉しそうに受け取る。 笑い泣き


一瞬、舌圧子を取り上げようとする素ぶりをする、真希。


巨人が去っていった。

松浦が去り際に森田たちに対し、
松浦「思い出しました!」
松浦「衝撃を与えると記憶が復活すると聞きます、ハッハッハッハッ…爆  笑、」
急にテンションを変え、バレエの決めポーズをし、目をキラキラさせるおねがいキラキラ笑い泣き

森田「やめて、それ!」

松浦も去っていった。

 

 



歯科医・巨人、看護師・松浦が何の成果を出すこともなく帰っていった後、
真希が落ち込む。
真希「一生、記憶が戻らないかも…ショボーン
森田「そんなに落ち込まずに…」

真希「…顔を洗ってきますね!ニコニコ(涙)」

真希が上手袖に消える。

森田が上手端まで行き、真希の背中に向かって、
森田「琵琶湖とか行ったらあかんよ!照れ」 笑い泣き

森田「鴨川とか白川とか、ありますからね!照れ笑い泣き



啓之が森田に対し、
啓之「ははーん。分かりましたよ」
啓之「好きなんでしょ?…大将のこと口笛
青野「えっ!?キョロキョロアセアセ
森田「なんでや!アセアセ

レイ「ほな、あたす?(=私?)口笛
森田「真希さんや!…あっアセアセ
啓之「やっぱりウインク

レイ「気持ちを伝えてきます!ウインク
レイ「真希さーん!爆  笑

令が真希を追い、上手端方向に向かう。
森田「おい、ちょっと!アセアセ

令が上手袖に消える。
レイ『真希さーん!爆  笑
令が上手袖から顔を出し、
レイ「…とか言っちゃって口笛笑い泣き

レイ「こういうことは、自分で言わないとウインク
森田「告白とか、得意ちゃうねんタラー


令が何か閃いたよう。
レイ「僕のプランで、森田さんと真希さんを付き合わせます」
レイ「その代わり、上手く行ったら、青年団に入ってください」
森田「大丈夫なんか?」
レイ「任せておいてください!ウインク


令のプランは
①令が森田の背後に立つ
②令が小声で言う通りに、森田が真希に告白する
③最後に、真希に花を渡す
というもの。

花屋の健太が花を用意しに帰る。


真希が戻ってくる。
真希「顔を洗ったら、すっきりしたわニコニコ

森田「どこで洗ってきたんですか?」
真希「…高野川です口笛笑い泣き
森田「高野川!?キョロキョロ

 

補足…高野川について

鴨川の支流、京阪・出町柳駅付近の川のY字の右上部分です。

京都のことを少し学べることも『きょうと新喜劇』の良さですね拍手


令が真希に尋ねる。
レイ「真希さんは彼氏が欲しかったりする?」
真希「勿論。支えてくれる人が居たら、嬉しいわ照れ

令が小声で、
レイ「よし!ニコニコ


森田の告白スタート。

(令→森田←真希、という立ち位置で)

令が森田に小声で、
レイ「真希さん!」
森田が令の方を向いて、
森田「真希さん!」 笑い泣き

レイ「どっち見てんねん!アセアセ
森田が真希の方を向いて、
森田「どっち見てんねん!アセアセ笑い泣き
真希「…?」

レイ「それ言わんでええねん!プンプンアセアセ
森田「それ言わんでええねん!プンプンアセアセ笑い泣き
真希「…?」

レイ「ずっと、あなたのことが好きでした!」
森田「今日であったばっかりやないか!えー笑い泣き
真希「…?」

レイ「僕と付き合ってくれませんか!」
森田「僕と付き合ってくれませんか!」

なんとか告白に辿り着く。

森田が小声で令に対し、
森田「…花は?キョロキョロ

 

すると、健太が、直径1mを超えるラフレシア風の不気味で恐ろしげな花を抱えてくる。
森田「スーパーマリオに出てくるやつ(=パックンフラワー)やん!アセアセ笑い泣き
森田「こんなんで成功するわけ…アセアセ
真希「OKです!おねがい

森田「えーっ!?びっくり

森田と真希が付き合うことになった。


暗転

 

 

その7に続く