辻本さんチームの順番。

 

マシュマロキャッチゲーム(+しなちゃんダンス)。
指定された位置からマシュマロを投げ、

他の座員さんが離れた場所でマシュマロを口でキャッチするゲーム。

アキ「ゲームが変わるん、おかしいやろー!ムキー(苦笑)」

信濃さんの考案したゲーム・MCぶりを、座員さんが定期的に酷評する。 笑い泣き

 

マシュマロキャッチについて、
辻本「人が触ったんとか、無理やねん!アセアセ
信濃「今日は我慢してください。(苦笑)」
辻本「ワシ、コントロールがええから、投げる役やるわウインクアセアセ笑い泣き

何としても、他人の投げるマシュマロを口にしたくない様子の辻本さん。

 

するとアキさんが、
アキ「辻本さんが食べるところが見たいです!ニヤリ笑い泣き
観客の同意の拍手が起こる拍手

辻本「…(苦笑)」

 

マシュマロを投げる役は新名さんに決定。

 

MC信濃さんが、マシュマロを投げる位置・受ける位置にそれぞれカラーコーンを置く。

すると、相手チームのアキさんが受ける側のカラーコーンを遠ざけ、ゲームの邪魔をする。
なぜか『進行役』の信濃さんも投げる位置のカラーコーンを遠ざけるボケを始め、
コーナーが一瞬グダグダになりかける。
烏川「…二人同時に同じボケってタラー
烏川「ほんで、なんでMCが要らんことすんねんタラー



烏川さんが辻本さんに、
烏川「左差し顎でキャッチできそうニヤリ
辻本「唇でマシュマロ吸えそうニヤリ右差し
辻本「…久しぶりの絡み口笛
と、横に並び、頭をくっつけ合いながら客席を見る、二人。 笑い泣き


大きな拍手が起こる拍手

キャッチの一番手を務めるのは、辻本さん。


新名さんが右手にビニール手袋をし、右手でマシュマロの入った籠を持ち、
『素手』の左手にマシュマロを持ち、投げるふりをしながら、辻本さんに対し、
新名「こう投げたらいいんですか?ニヤリ笑い泣き
辻本「おいっ!アセアセ、手袋してない方で投げようとすな!(苦笑)」
辻本「誕生日ちゃうかったら、どついとるぞ!(苦笑)」 笑い泣き

新名さんが左手にもビニール手袋をする。


辻本「よっしゃ!、楽しなってきた!ウインク照れ

 

辻本さんはチームメンバーを見て、

辻本「本気でやろう!」

と、舞台・客席、皆の気持ちにメリハリを付けていく。


辻本さんが新名さんに確認する。
辻本「…さっきの(素手で持ったマシュマロ)、ちゃうやろな?キョロキョロアセアセ笑い泣き

新名「どんだけ、潔癖症なんや!(苦笑)」 笑い泣き


ゲームスタート。

運動神経が良いはずの辻本さんはなかなか上手く行かず、

新名さんがふわりと上空に投げたマシュマロを何度も顎に当てる。 笑い泣き

後方にお尻をついて倒れ込んだり、必死にゲームする辻本さん。

舞台・客席とも、この日最大の大盛り上がりに笑い泣き爆  笑拍手

ダンスの時間になると、赤と黄色の照明に切り替わり、

辻本さんは舞台下手に小走りで移動し、懸命に踊る。

 

烏川さんだけは、

キューピーのポーズをしながら、天使のような顔で時計回りにクネクネと踊る。 笑い泣き
(正式名称?『うかちゃんダンス』らしいですね)


辻本さんがなんとかマシュマロキャッチを成功させ、烏川さんの番に。

烏川さんも上手くいかず、後方にお尻をつき倒れこむ。 笑い泣き

また、ダンスの時間になり、ここで終了。

成功者は辻本さんのみで、1ポイント獲得。



辻本さんが烏川さんに、
辻本「みんな、ワシのこと笑うてたけど、難しいやろ?」
新名「マシュマロが大きすぎる。(苦笑)」
烏川「俺、おちょぼ口やのに。…口のサイズを測ってからにしてほしいわ。(苦笑)」 笑い泣き

信濃「辻本さんがこんなに頑張る姿を見られるとは…」
辻本「もう、限界アセアセ
信濃さんが辻本さんの額を見て、
信濃「汗だくですね。(苦笑)」

 

マシュマロキャッチの場面全体がこの公演の一番の盛り上がりどころでした拍手

 

 



まだ時間があるため、次のゲームに。

信濃さんが、後方の巨大スクリーンに表示された文字を読む。
信濃『新喜劇体内時計チャレンジーッ!爆  笑

①アイマスクをしたAが「Bさん、可愛いですね」
②Bが「可愛いやなんて、もう、イヤやわぁ~」とバッグを振る
③Aがバッグを避けたら、成功

というゲーム。



信濃「何回もしてるから、体が時間を覚えていて、避けられるんじゃないかと」

烏川「俺、やったことないしニヤリ

信濃「なんで、そんなに否定的なんですか!(苦笑)」 笑い泣き


辻本さんチームは、烏川さんがバッグを振る役、岡田直子さんが避ける役。

直子さんが前に出ると、客席の女性陣から「可愛い~!おねがい」の声が起こる。
辻本「…罪なこと、言うなあ。(苦笑)」 笑い泣き


烏川「バッグを振る側はアイマスクせんでええの?キョロキョロ
信濃「避ける側だけで大丈夫です」

直子さんは、劇で経験したことのない叩く役をしたかったよう。
直子「私が叩かれる役?なんで?キョロキョロ
直子「叩く方、したいえー

フルスイングで素振りする、烏川さん。

アイマスクをした直子さんが、スイングによる風に思わず怯えるガーン
信濃「避けたら問題無いんでウインク

烏川さんが相当手加減して振ったバッグを結局、喰らい、
直子「めちゃ痛い!!ガーンアセアセ…鼻が取れたかと思った」


一の介さんチームは、ジャボリさんがバッグを振る役。
もりすけさんが避ける役。

ジャボリさんの振るタイミングが遅すぎ、
もりすけさんの避けるタイミングも早すぎ、
成功したもののゲームルールの穴が見え、コーナーがグタグタになってくる。

そして、ルールに対する批判が始まる。 笑い泣き
アキ「同じチームの人がバッグを振ったら、タイミングを合わせたりできるやん!」
烏川「だから、振る側もアイマスクせんといかんのちゃうんかって聞いたんやタラー
アキ「それに、『イヤやわぁ~』言うてる時に叩くか、言うた後で叩くかでも、変わってくる」
アキ「どこで避け始めるかでも変わる」
アキ「なんや、このゲーム!ムキーニヤリ

すると、信濃さんがアキさんを睨みつけるえー
アキ「わっ!、キレた。(苦笑)」 笑い泣き
信濃「………えー笑い泣き

 

暫くして、信濃さんがニッコリとしニコニコ、普段の様子に戻る。


信濃「今のはノーコンテストでウインク
信濃「もう一回、やりましょ?ウインク

信濃「避けることができたチームが今日の優勝でウインク
アキ「ほな、最初のゲーム、なんやったん?タラー笑い泣き
信濃「最初のは、辻本さんチームのゲーム内容にハンデがあり過ぎたんで」
アキ「なんやねん!(苦笑)」 笑い泣き 
新名「MC、おかしいぞ!(苦笑)」 笑い泣き

信濃さんが辻本さんに助けを求める。
信濃「辻本さん、それでいいですよね?ウインクアセアセ
辻本さんが即答で、
辻本「いいですニヤリ笑い泣き笑い泣き

皆がズッコケ、オチとして上手く収まる。

バッグを振る役を相手チームの座員さんが務め、

「イヤやわぁ~」を言い終えた後にバッグを振るルールにして、再ゲーム。

 

結局、一の介さんチームがバッグ避けに成功し、優勝決定。

 

信濃「優勝チームには金一封が出ます!ウインク

座員「まじで!?びっくり
信濃さんが舞台袖に確認するフリをする。
信濃「金一封、出るんですよね?キョロキョロ
信濃「…出ない?」

信濃「出ないそうですニコニコ」 笑い泣き

アキさんが信濃さんに尋ねる。
アキ「罰ゲームは?キョロキョロ
信濃「ありませんニコニコ笑い泣き

烏川「ほな、何のためにゲームやってたん?(苦笑)」
烏川「グダグタなコーナー、二度とやらんとって!(苦笑)」 笑い泣き

 
 
 

[エンディング]

信濃「リーダーにさせていただくことができました」
信濃「新喜劇が70年、80年、100年と続けられるように頑張りますので、」
信濃「応援のほど、よろしくお願いします!」

信濃「本日はありがとうございましたー!」

 
 

[次回]
吉本新喜劇90(すっちー座長週)
7月11日(木)
18:30~(20:00終演予定)

 
 
 
 

[雑感]

信濃さんの初の新喜劇100ということで、時間配分が難しかったのでしょうか、
名目100分のところ、95分で終わりました。
ではありますが、凄く楽しい内容でした拍手
 

 


新喜劇


昨年7月の西梅田公演『信濃の恩返し』を再考したような内容になっていました。

今回も驚きがあり、視覚的にも面白い内容でした。

 

辻本さんの劇でよく見られる場面も少し形を変え、上手く活かされていて、

そこでは、辻本さんの表情(ガーン)が最高でした笑い泣き

辻本さんが無言の場面でも、表情が笑いの大きな原動力になっていました拍手



信濃さんは、これまで観覧した限りでは、
強烈なスター性・キャラクターで自ら賑やかして劇を盛り上げるタイプではなさそうですが、
驚きと整合性を兼ね備えたストーリー、座員さんの魅力を引き出す起用等、
作品力に関しては、今、最も力のある作り手のひとりに挙げられるのではないでしょうか。

仮に出演者全員が新人さんであったとしても、信濃さんならきっと面白くしてくださる…
そんな安心感がありますね照れ

 

と、ここで少し考えまして…

新喜劇は、『笑い』とともに『泣き』の側面もありますね。

信濃さんの作品には、泣きの要素はほとんど見られないように思います。

敢えて避けているのでしょうか?

 

 


ゲームコーナー

 

ゲーム内容については、あまり詰められていない印象を受けましたが、

烏川さん・辻本さんを中心に、ルールに不満を垂れつつ一所懸命にゲームすることで、

大きな笑いに変えていました。

 

前半は、座員さんに『しなちゃんダンス』をさせることに大きな意味がありましたね。
一方、後半のバッグ避けに関しては、試作段階の初期の初期といった印象でした。

 

ゲームを通して座員さんのトークを楽しむコーナーですので、

ゲーム内容に拘る必要はないのかもしれませんが、
次回の信濃さんの新喜劇100は、ゲーム自体も面白いものになると嬉しいですね。

 
 
 

2019/05/22
【吉本新喜劇100・信濃岳夫リーダー週】 完