誰も居ないロビーに、真希と今別府が現れる。

藍五郎と烏川、またもや簡単に説得された由美が戻ってくる。
(芳伸は由美を追いかけ、別の場所に行ってしまったよう。)

三人はロビーの様子を怪しく感じ、
旅館の玄関先で気配を消して、中の様子をうかがう。


真希が今別府に、
真「直之さん、この旅館の土地の権利書はもう直ぐよ
ニヤリ
今「社長令嬢と嘘をついて、土地の権利書を奪い取る…

今「美味しい仕事やな
ニヤリ

真希と今別府の会話は、社長令嬢と秘書の関係性ではなくなっており、
二人が安尾の言っていた詐欺師あることが分かる。

今「権利書が手に入ったら、美味しい肉でも食べようか
ニヤリ
真「私は魚の方が好きー
えー
今「じゃあ、高級寿司といこうか
ニヤリ

真「楽しみニヤリ

二人が客室通路に消える。


烏川が藍五郎達に、
烏「今の聞いたか!?
びっくり
藍「はい、聞きました!」
藍「まさか、肉より魚が好きやったとは!
びっくり笑い泣き
と、新喜劇的なボケ。

藍「そんなやつ、おるんですか!?…魚が肉に勝るって!びっくり笑い泣き
烏「いっぱいおるわ!(苦笑)」

由「旅館を守らないと!
アセアセ


烏川が靖子と一の介を呼び、二人が現れる。
靖「何?」
藍「真希さん、肉より魚が好きらしいです!
アセアセ笑い泣き
烏「そんなことちゃう!」

由「真希さんが旅館の土地の権利書を奪おうとしています
アセアセ
靖「何を言っているの!そんなことないわよ!」


真希と今別府が現れる。
真「そうよ、そんなことないわ!
えー
今「あの女は、芳伸さんを真希さんに取られそうだから、嘘をついているんです!
えー

烏「嘘つけ!全部、聞いたぞ!
プンプン
藍「嘘つけ!お前ら、詐欺師やろ!
プンプン

真「何を馬鹿なこと言ってるの!



そこに、警察官の安尾が現れる。
安「おじゃまするかも
口笛

詐欺師の手配書ができたようで、
手配書を開くと、真希と今別府が写っている。
真・今「…っ!
アセアセ


今度は、由美を追いかけていた芳伸が帰ってくる。

芳伸が由美を見て、
芳「由美ちゃん戻って来とったんか
照れ

芳伸はロビーの空気感に気付き、
芳「何かあったんか?
キョロキョロ

次の瞬間、今別府がナイフを取り出し、由美を人質に取り、
真希とともに舞台上手袖に移動する。
今「逃走用の車と土地の権利書を用意せえ!
ムキー
今「さもないと、この女がどうなっても知らんぞ!
ムキー


今別府が凄んでいると、安尾が大声を上げる。
安「またんかい、こらーっ!
ムキー
安「後で掛け直す~
口笛
と、電話に出るネタ。

今「電話かい!なんで今出るんや!
ムキー
安「ブルブルって鳴ったから…
口笛
安「スマホに替えたい~
口笛
今「知らんわっ!」

烏川が安尾に、
烏「おまわりさん、何とかしてください!
アセアセ
安「分かりました!警察、呼んできます!
アセアセ

安尾が逃げるように去っていく。
烏「あんたや!
タラー

 
 


旅館の人間が舞台下手側(旅館入り口)、
今別府・真希・人質の由美が舞台上手袖、
という位置で対峙した状況が続く。

藍「俺が行きますわ!
ニヤリ
藍五郎が前に出る。

藍五郎が今別府に対し、
藍「俺は、地元で喧嘩が強かったんや
ニヤリ
藍「俺がキレたら、手付けられへんぞ!」
藍五郎が黒色のズボンの両裾を持つ。
藍「俺がズボンの裾を捲り上げたら、どうなるかわかるか!?
ニヤリ
今「どうなるんや!?」
藍五郎がズボンの裾を足の付け根まで目一杯上げ、
藍「足、めっちゃ太い!
口笛笑い泣き

烏「…分かってるよ。(苦笑)」 笑い泣き
烏「ほんで、見た目、『おしりたんてい』やな。(苦笑)」 笑い泣き
裾を足の付け根まで上げた黒ズボンがおしりたんていの頭髪に、
藍五郎の太ももがおしりたんていの顔に見えてくる。

藍五郎は素で、
藍「…えっ?おしり…?

烏「『おしりたんてい』」
藍「…おしりたんてい?何すか?(苦笑)」
烏「知らんかったら、ええ。(苦笑)」
笑い泣き


芳伸が前に出て、今別府に対し、
芳「待ってくれ!
アセアセ
芳「その人は俺の命より大事な人なんや!」
芳「人質やったら俺が代わるから!頼む!」

今「そんなに死にたいんやったら、お前から殺したらあ!
ムキー
今別府が芳伸に襲いかかると、
芳伸はナイフをかわし、今別府を殴り倒す。

芳伸は真希に、
芳「お前もこっちに来いっ!!
プンプン

芳伸が今別府と真希を床に座らせる。
烏川がマキザッパで今別府だけを叩く。

藍「観念せえよ!
プンプン


警察官の安尾が都合良く現れる。
安「よーし、そこまでや
ニヤリ
安「青色に変わったら、覚せい剤やからな!
口笛笑い泣き
烏「この人ら、詐欺師!タラー
安「警察24時に憧れていまして、一度やってみたかったもんで
口笛笑い泣き


今別府と真希が安尾に連行されていく。

その時、靖子が
靖「待ってください!」
靖「真希さん、芳伸のことを騙してたの!?」
と、既に確定していることについて、何故か確認する。

真「…芳伸?タイプじゃないの
えー
真「愛しているのは直之さんだけ
えー

藍「あんな奴に俺、断られたんか?
ガーン笑い泣き
藍「どう見ても、俺の方がましやないかガーン笑い泣き
烏「どっちもどっちや!タラー
藍「うるさい、おしりたんてい!
ムキー笑い泣き

今別府と真希が連行された。


その8に続く