陽子が沙月に対し、
陽子「お姉ちゃんの晩御飯を用意していたのに…」
陽子「デートが楽しいのは分かるけど、帰ってこないなら、先に電話してね」
沙月「ごめんなさい」
古賀「まあまあ、彼氏が出来て幸せなんやから、朝帰りもええやないか
照れ

 


沙月は新しく働く従業員を連れてきたよう。

沙月「新人を紹介するわね
ウインク

呼ばれて現れたのは、薄青色の作業服を着た紗弥香。
紗弥「社長に相談して、ここで働かせてもらえることになりました」
紗弥「よろしくお願いします」

涼介が驚く。
涼介「ここで働くって、教師の仕事は?」
紗弥「教師は辞めてきた」
涼介「帰れ!
プンプン
紗弥「帰らない!」

♪感動的な音楽が流れる

紗弥「涼介君がもう一度夢を追うまで、支える」

紗弥香は遠くを見て、
紗弥「私ね、諦めの悪い女なのよ!(涙)」


紗弥香が涼介に対し、
紗弥「もう一回、バスケできるように頑張ろ?」
茂造「頑張らんでも、バスケ、できるよ!(苦笑)」
笑い泣き
茂造の突っ込みは、何故か皆に届かず、会話が続く。

 

涼介「無理や…」

茂造「無理ちゃうやん。(苦笑)」 笑い泣き


古賀も涼介に、
古賀「紗弥香ちゃん、覚悟決めて、教師の仕事を辞めたんやぞ!」
茂造「辞める必要、無かったのに!
タラー笑い泣き

哲郎が涼介に、
哲郎「(高音で)
右上矢印辛いことから逃げたらあかん!」
茂造「お前は薬に逃げとるやないか
タラー笑い泣き

涼介「俺が情けないの、分かってるよ!」
涼介「こんな俺を、みんな、見捨てずに見守ってくれている」
涼介「俺やって、みんなの気持ちに応えたい。(涙)」
茂造「応えられるやん。(苦笑)」
笑い泣き

涼介「でも、いつまで経っても、足は動けへん!(泣)」
茂造「動くやん。(苦笑)」
笑い泣き
茂造「何で、泣けるん!?(苦笑)」 笑い泣き

全員「諦めるな!」

茂造「(小声で)…俺も一応、言うとかんと」
茂造「諦めるな!」

涼介「みんな、ありがとう」
涼介「でも、俺の足、何の感覚も無い」
茂造「あるやん。(苦笑)」
笑い泣き

涼介「神経、通ってない」
茂造「通ってるやん。(苦笑)」
笑い泣き
茂造が涼介の太ももを叩く。
涼介「痛っ!
アセアセ笑い泣き

茂造が皆に対し、
茂造「今のみんな、見たやろ!?」
皆の目線は涼介とは微妙に別にあるように見える。
茂造「みんな、どこ見てんねん?」
茂造が皆の頭を叩き、顔を押さえ、目線を涼介に向ける。
笑い泣き

古賀「ええ加減にせえよ!プンプン
と、茂造を殴る。
茂造「痛っ!」
茂造はその場で360度ターンして、
茂造「こんな感じやった
ニヤリ笑い泣き

古賀「涼介の気持ちも分からんで…!タラー


涼介が立とうとする。
浩太や紗弥香が涼介をサポートする。

茂造「神経通ってないなら、立てんって。(苦笑)」
茂造「皆、おかしいとこ突っ込んでいこう!(苦笑)」
笑い泣き

哲郎「(高音で)右上矢印涼介、踏ん張れえ~っ!」
茂造「薬、かなり効いてきたぞ。(苦笑)」
笑い泣き

涼介が目を見開き、足を大袈裟に震わせ、立ち上がろうとする。
茂造「何してんの?(苦笑)」
茂造「こいつ、立てんねんで?(苦笑)」
笑い泣き
茂造「産まれたての仔馬みたいになっとる。(苦笑)」 笑い泣き


涼介がついに一人で立つ。
茂造「嘘やん?(苦笑)」
笑い泣き

紗弥「立った。涼介君が立ったー!(泣)」
茂造「『クララが立ったー!』、みたいになっとるぞ。(苦笑)」
笑い泣き

涼介「紗弥香ーっ!照れ
紗弥「涼介君ーっ!
照れ
抱き合う、二人。
茂造「何や、これ!?(苦笑)」

哲郎「(高音で)
右上矢印涼介、やったあ~!」
哲郎「(高音で)
右上矢印涼介、凄いぞお~!」
茂造「みんな、あいつの喋り、なんで気にならんのや?(苦笑)」
笑い泣き


涼介「みんな、ありがとう
おねがい
涼介は走りながら、皆と握手する。
茂造「今、走ってたやん。(苦笑)」
笑い泣き
茂造「皆、なんで、俺を無視するん?(苦笑)」

茂造以外で会話は進む。
沙月「お祝いしなきゃ」
陽子「私、料理を作るわね」
結衣「ケーキが食べたい」
陽子「それは結衣の食べたいものでしょ
ウインク
皆で「ワッハッハ
爆  笑
紗弥「私も料理を手伝います!」
古賀「戴いた大吟醸、開けよう!」
哲郎「(高音で)
右上矢印イェー イェー イェー!」

哲郎の発言に対して
茂造「なんで、あれ、気にならんの?(苦笑)」

沙月「みんな、飲みたいだけでしょ!
ウインク
皆で「ワッハッハ
爆  笑

茂造「…なんや、この空気。(苦笑)」


不自然に和やかなムードの中、
涼介が前に一歩出て謝る。
涼介「すいません!
アセアセ
涼介「ずっと前から、足は動いていました!
アセアセ
茂造以外の皆が驚く。

茂造「なっ!
ニヤリ笑い泣き

涼介「足が良くなるうちに…」
涼介「トライアウトに合格できるのか、プロでやっていけるのか、不安になって」
涼介「バスケをするのが怖くなったんです」
涼介「だから、ずっと立てないふりをしていました…(泣)」

話を聞いていた茂造が小声で、
茂造「そうやったんか…
ショボーン

涼介が皆に謝る。
涼介「すみませんでした!」

沙月「みんな、知ってたよ
照れ
涼介「…えっ?」

茂造「…えっ?」
陽子「涼介君が言い出すまで、見守るって決めてたの
照れ
浩太「バレてましたよ
ウインク


茂造「知らんの、俺だけやったん?タラー

沙月「紗弥香さんにも協力してもらったの
照れ
涼介「教師は?」
紗弥「辞めてないよ」
紗弥「涼介がトライアウトに合格するまで、休養することにしただけ
ニコニコ

涼介が紗弥香に対し、
涼介「俺がトライアウトに合格したら、結婚してくれませんか?」

茂造が紗弥香に忠告する。
茂造「人を騙してた男やで?
えー笑い泣き

しかし、紗弥香は涼介のプロポーズを受け入れ、
抱き合う。
茂造「なんじゃ、これ!(苦笑)」

結衣「涼介さん、逆玉や!
ニコニコ
陽子「結衣、逆玉の意味分かってないでしょ?」
茂造以外の皆が笑う
爆  笑


茂造が古賀に尋ねる。
茂造「足のこと知ってるんやったら、なんで俺のことを殴ったの?
えー
古賀は取り合わず、和やかな皆の輪に加わる。
古賀「涼介の仲人は俺に任せろ
ウインク

茂造「無視か…」
不満そうな茂造
えー

 

 

その14に続く