昨日、人材派遣会社のOさんに連れられて、母ちゃん(私)が希望している職場の最終面接に、臨んできました。
Oさんとは、職場の最寄り駅で、待ち合わせをしました。
約15分の駅から職場までの道のりを歩きながら、より具体的な仕事内容について、教えていただきました。
気さくで親しみやすいOさんのおかげで、随分、リラックスできていたのですが、、、
職場に足を踏み入れた瞬間、浮世離れしたその佇まいに圧倒され、
普通に生きていたら、おそらく入ることはなかったであろう、厳かな雰囲気が漂う部屋に、通されたのでした。
詳しくは書けませんが、決して、怪しい職場ではありません。(笑)
3名の面接官が入って来られる直前に、部屋の壁際に、ずらりと並べられた骨董品を眺めながら、Oさんが、
「これ全部、『なんでも鑑定団』に出したら、いくらくらいになるんやろな。」と言いました。
そわそわしている私の気持ちを、ほぐそうとしてくれているのがわかり、ありがたかったです。
一人で臨んでいたら、緊張で、体が震えていたと思います。
長く感じた面接も、Oさんのフォローのおかげで、どうにか、切り抜けることができました。
で、結果はというと、めでたく採用されることになりました。
“正社員”ではなく、“派遣”という働き方を視野に入れて動き出してから、一番最初に興味を持った仕事です。
そして、今日、初めて職場を訪れ、ここで働きたい、という想いが、ますます強くなりました。
人材派遣は、1年ごとの更新で、最長3年。
もちろん、退職金も賞与もありません。
3年が過ぎると、
・再び就活をして、新しい職場を見つけるか、
・同じ職場だけれど、部署を変えてもらい、派遣社員を続けるか、
・直接雇用をしてもらって、正社員になるか、
になります。
2つ目と3つ目は、母ちゃんに決定権があるわけではないので、かなり不安定な身分ではあることは、間違いありません。
が、自分が望んだ仕事をさせてもらえるだけで感謝ですし、健康保険に入れることも大きいです。
就活を始めた当初の、“正社員”という目標は達成できませんでしたが、
やるだけのことはやって、ダメだったので、仕方がありません。
一人でのお留守番が増える愛犬のことから始まり、
一年後も仕事を続けさせてもらえるのかどうか、
20数年ぶりのフルタイムで、体にかかる負担は大丈夫なのか、
人生初めての電車通勤(通学含)で、しかも、ドアツードアで片道1時間強は、本当に続けられるのか、
など、
不安要素を考えだしたら、きりがないですが、
松下幸之助さんのお言葉、
『何が何でもやるのだ!』
の意気込みで、感謝の気持ちを忘れずに、頑張りたいと思います。