縁もゆかりもない、見知らぬ土地に引越してきて、もうすぐ1年になります。
引越しのストレスで、情緒不安定になっていた愛犬Happyも、今ではすっかり落ち着きを取り戻しました。
そこで、アラフィフ母ちゃん(私)は、一念発起して、就職活動を始めることにしました!
イエ~イ!
(↓Happyがいるの、わかりますか?)
まずは、公共職業安定所に設置されている“マザーズコーナー”に出向き、履歴書と職務経歴書の書き方を、一から教わることにしました。
(そこから?)
自宅からは、電車に乗らないといけない場所にあるので、引きこもりの母ちゃんにとっては、行くだけで大冒険でした。
職員さんに、書類を添削してもらっては書き直す、という作業を繰り返しながら、自分に出来そうな仕事も、同時に探すことにしました。
そうこうしているうちに3週間が経ち、なんと計5回も!職安に足を運んだ母ちゃんなのでした。
自分の歩んできた道を、職員さんと一緒に、じっくりと振り返る時間は、意外と楽しものでした。
特に、自己PR文を書き上げた際には、なんとも言えない充足感が、湧き上がりました。
自己肯定感ゼロの母ちゃんが、A4用紙の約3分の2のスペースを使って、自分をアピールすることができたのです!
もう、感謝しかありません。
そして、書類の準備が整ってすぐに、『正社員!』という大きな目標を掲げ、意気揚々と、2つの会社に応募しました。
結果は、ふたつとも、書類選考で、不採用が確定…。
残念ですが、ご縁がなかったということですね。
「おかん!次行こ!次!」
息子が2年前に家を出てから、母ちゃんの引きこもり生活に、拍車がかかりました。
気持ちが沈み、以前にも増して、消極的になりました。
そんな弱気な自分と向き合った3週間…。
結果は伴いませんでしたが、間違いなく、この2年間で、一番充実した日々だったと思います。
あまり深く考えずに、勇気を出して、『とりあえず、動く!』ということは、やはりものすごく大事なことなのだなーと、実感することができました。