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今日はですね、吉川一雄さんに挨拶に行きました。
 吉川さんは、京極の名士で町の議員を何期もされており、町民の信頼厚い方です。

私が京極の土地を見つけ、縁あって一雄さんに出会ったときも、まだ議員をされていました。また、一雄さんは元々、この京極で農家を営んでいらっしゃいましたが、分け合って倒産した建設会社の面倒をみる為に社長もされています。それも、義理堅い性格から、ご自分には直接関係のない会社を捨てる事が出来なかったのでしょう。

私が家を建てる際にも親身になって下さった方です。初めて出会ったときから肺に病気を患っていらっしゃって、北大病院で入退院を繰り返してらっしゃいました。

当時、私も札幌に在住していたので病院の喫茶店やベットで商談したり、病院の一時帰宅の際、私の車で色々な話をしました。
 京極町の今後の事や、ナースとの笑い話、奥さんの作る芋団子汁の話。そして、私の店の話。そうそう「野々田さん。あんたの店が無事に出来たら、京極町の観光用のパンフレットにも載せる様、町長と話してたんだよ。」と、笑いながら話すのです。当時、思った以上にお金が掛かり、家も無事に建つかどうかも判らず、前職の仕事を辞める時期もハッキリ決まってない、不安ばかりの私にとって一雄さんの話は、嬉しいながらもプレッシャーでもありました。

先日まで大手の銀行が融資に積極的だったのに、私が京極で購入した土地の評価額が低すぎて、急にそっぽを向いた時も、多くのアドバイスを下さったのも一雄さんでした。

今日、一雄さんの前で、大阪での見習いでの出来事や出会いの事を話し、まだ開店出来ない事を謝罪して来ました。
早いものですよ一雄さん。あれだけ私の店を愉しみにして下さったのに。
一番目の客になると言ってたのに。
私の店の完成する姿を見る事なく、一雄さんが京極を去った今月の21日にオープンは間に合わないかも知れませんが、初めて一雄さんに出会った、一昨年の12月13日には間に合う様に頑張りますから!!間に合わなかったら、また謝罪しに行きますから!

って事で今日も気合いの入る、俺!
その後、ホシザキさんと商談しました。とても熱心な営業マンで、信頼出来る人柄のような気がしました。