今日で更科さんでの修行が終了する。
 まだ学びたいこともあるがお約束なので、とりあえずは今日で終了である。「志のん」さんで一度、お別れを経験していたので、少し心が「ウルルン…」であるが、感傷に浸っているわけにはいかない。学ぶことが山ほどあるのだ。

 今日も、天ぷら~出汁のとり方等々、本当に多くを指導していただく。更科の旦那さんは、ご自分もお忙しいのに本当に親身になってご指導くださる。本当に、ありがたいことである。途中「ウルルン…」に少しなるが、何度も言うように感傷に浸るのはまだ早い。
 メモを取らねば!少しでも多くのものを見て、学ばなければ!!


 その時、ちらっと客席を見ると「…?…?… あれっ!師匠!!」釜たけの師匠が来ているではないか!笑顔で手を振っていらっしゃる。
 心配して来てくださったのか…感謝感激!
 師匠の訪問に驚き、更級の親方にもお話しすると、親方も気合が入る!さすが料理人。職人だぜぃ。胸を張った物をドーンと出される。更科の親方、真剣な眼差しで「あなたの手で師匠にお運び下さい。」
 ちょっと、緊張しながら運ぶ俺!運んでる途中でこけたら、「釜たけ」の師匠にも「更級」の親方にも泥をぬっちまうぜぇ~こりゃー大事だっ!
 「釜たけ」の師匠。うどんを一口「…」ふ~っと息を漏らして「麺が以前よりも、格段に美味しくなっています。麺が美味しくなりすぎてるのが気になります。」その後は、ズルズル♪ビュンビュン♪美味しそうに、流れる汗もそのままに食べられる。

 そして、「師匠をお送りして下さい」と、さり気無い気遣いをされる親方。私に「頑張ってください。」と笑顔で一言、バイクで颯爽と帰っていく師匠「しみるぜ!」
 さすが「うどん人!」男同士の戦いに少し感動したのでした。

 写真は、師匠と親方の語らいの風景。何故か笑顔のお二人に「ホッ…」と力が抜けて、隙を見計らって盗撮♪


師匠&親分


いけない俺っ!いかん、アホやってる場合じゃない。

 とにかく、色々とスタッフの氏川さんや稲吉さんにもお世話になり。学ぶべきことが多い3日間でした。

 親方が最後に「わからない事があれば、いつでも連絡ください。」と笑顔で見送ってくださった。
 本当に「ウルルン…」な一日でした。俺は、幸せ者だー!

 ちなみに写真は、私の打ったうどんと、私のうどんを生醤油にしてみました。


生めん   きじょうゆ   


そして、最後の賄い思い出のカレーうどん。


 

かれーう