鯉川温泉

 温泉は老人が楽しむものだ!そんな固定観念はもう古い。全身で感じることができる、開放感と喜び。それは、病気になってからではなく、健康だからこそ感じることができる喜びである。
 日本は温泉王国!他の諸外国にこれほど温泉文化の発達した国はない。日本の誇るべき文化「温泉」を楽しみ、そしてルールを守って、我々もこの温泉資源を守りつつ自然に癒されようじゃないか!ってな、偉そうな講釈をたれての第一弾!やっぱり、ホームグランドの北海道から紹介したい。

 「鯉川温泉旅館」★★★★☆ 
http://www.d1.dion.ne.jp/~koikawa/index2.html
 私は、温泉への満足度をどこに感じるか。それは「お湯の力」「景色」「建物(近代的という意味ではない)」。これらを総合的に考える。
 ニセコ昆布温泉郷にある鯉川温泉は、お湯良し!景色良し!建物良し!の三拍子が揃っている、類まれな温泉なのであ~る。泉質は、含土類ー食塩泉。濁り湯である!透明なお湯より得した気分である(笑)。鯉川温泉に入浴すると厳冬の北海道でも、入浴後は身体の芯まで温まり、中々湯冷めしない。身体がお湯の良さを証明してくれる。
 露天風呂は滝を眺めることができ、その滝を落ちる水の音が心を開放してくれる。やっぱ、滝が近いからマイナスイオンも沢山出ているのかもしれない。滝の周囲は山であり、風が奏でる葉音も心地好い。
 内風呂や旅館の建物も、長い歴史を感じさせる北海道では稀な温泉です。

 「日本秘湯を守る会」 
http://www.spa.or.jp/hito/info.htm  にも所属する、まじめな温泉宿。
ここは素晴らしい!