うどん作りに塩を使う理由 | うどん坊一休のブログ

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名古屋市昭和区八事の『うどん坊一休』です。定番メニューはもちろん、オリジナルメニューも豊富!オススメは味噌煮込みならぬ『カレー煮込みうどん』!!地元メディアでも多数出演。夜には一年中みそおでんも用意(1本120円)。ご来店をお待ちしています!

うどんを作る時、塩(塩水)を使うのは、

①グルテンを引き締め、生地の粘弾性を増加させる。

②生地の発酵を抑制し、防腐する。

③生地の乾燥を防ぐ。

④温度(気温)の変化による生地への影響を調節する。

⑤うどんの風味、食感を良くする。

といった塩の効果を利用するためです。

名古屋の「味噌煮込みうどんは、

塩を加えないで真水で作りますが、塩の働きがないので、

製麺後、できるだけ早く煮込んだ方が良く、

うどんの芯が硬く残り、半煮え状態の食感になります。

小麦粉を塩水でこねるとグルテン組織はより強力になり、

ねかし(熟成)によって、さらに粘弾性を増して、

シコシコした食感が生まれます。

四季を通じて同じ品質にするため塩の濃度を変えるのも、

古くから「土杯」と言われ、

塩加減の言い伝えとして残っています。


愛知県内唯一の自然海水塩「美浜の塩」の施設