夏場は栄養不足や疲労などで体力が落ち、抵抗力がなくなってるので、
病気にかかりやすくなっています。
かぜを治すためには、栄養分のある食事を三度三度しっかりと摂り、
暖かくして休むことですが、このような状態では胃腸も弱っており、
食欲もありません。
まずは、消化がよく、食べやすい食事であることがベストですが、
体を温める作用のあるタンパク質や、
喉や鼻の粘膜を強くするビタミンA、
細胞の抵抗力をつけるビタミンCを積極的に摂ることが必要。
タンパク質、ビタミンA・Cをしっかり摂って体を温め、
睡眠を十分に摂ることで、症状をやわらげることができるはずです。
卵はタンパク質などのバランスの良い栄養素で、消化が早いのが良いです。
熱が出ると、体内のビタミンCが不足しますから、
かんきつ類、イチゴなどの果物、緑黄色野菜などで、
ビタミンCをしっかり摂取することをお勧めします。
「和粗食のすすめ」 より