うちの店先にも毎年、巣を作ってたツバメでしたが、
カラスに襲われてから来なくなってしまいました。
それが、去年からお隣りのガソリンスタンドのピットスペースの天井に。
いい場所をみつけました。
ここなら大丈夫。

カメラを向けてると、親鳥が餌を運ぶのをやめて
心配そうに近くで見守るので、ベストショットは撮れませんでした。
冬の間、暖かい東南アジアなどで過ごしたツバメは、
海を何千キロも超えて帰ってきます。
卵をオス、メス交替で温めたり、
糞は親が外へ出し、ヒナも巣の中へはしないで清潔に保ちます。
害虫を餌にして、一日で300回もヒナに運ぶそうです。
(自分はいつ食べてるのかと思うくらい)
巣立ったヒナは、巣にもどらずしばらく電線にとまって
訓練を受けます。
そして、場所を変えて秋になり、涼しくなると旅立ちます。
野鳥なのに人間を頼りにするという不思議な習性があり、
縁起がいいとされる巣がけですが、
頼られた人間は環境を維持しながら、
ツバメに習うことが多々あるような気がします。
また来年、
元気で帰ってくることを願うばかりです。
若い・・・を連れて。