玄米の素晴らしさのひとつは、胚芽にあり、
大地に蒔けば芽吹き、成長していきます。
玄米には命が宿っているということです。
私たちがいただく食べ物に、命が宿っているかどうか。
これは、実はいちばん大切なことです。
他の物の命をもらって、自分の命にしているのです。
それで、食事の前に「いただきます」と手をあわせて、感謝してます。
白米という字をひとつにすると「粕」という字になり、
米に健康の康(すこやか)の字をつけると「糠」ぬかになります。
白米を食べていてる人は、健康(糠)を捨てて、
粕(かす)を食べていると、漢字が教えてくれています。
「ニンジンから宇宙へ」より