私たちは、地球上で一番エネルギーを蓄えているお米を食べています。
これほどバランスのとれた主食はないのですが、
お米だけでは、自然治癒力にあふれたアルカリ分の多い血液はできないのです。
お米の欠点は酸性食品であることです。
この酸性をアルカリに変えてくれるのが、無農薬・無化学肥料でできた旬の野菜と、
自然塩を使って作られた味噌、醤油、梅干し、漬物類なのです。
人間の体は旬の野菜を摂る必要性があります。
太陽に向かって伸びる陰性の夏野菜は、体温の上がった肉体を
冷やしてくれる効果をもたらし、夏バテを防いでくれます。
根のものである陽性の冬野菜は、火を通し、体温の下がった肉体を
温めてくれる効果をもたらします。
これが旬の野菜と体の正しい関係であり、自然な循環なのです。
「ニンジンから宇宙へ」 より