ドラマの印象に残るシーンの一つ、
螢がキツネに餌付けをするために呼ぶ「ルールルル」
純が意地悪して石を投げ追っ払ってしまう。
そのキツネが虎ばさみにやられて二度と現れなくなる。
螢は嘆くがキツネは帰ってこない。
それが物語の最後になって奇蹟的に生きて戻ってくる。
三本足になって・・・・
これがなんと実話で、倉本 聰さんが餌付けをしてたようです。
もちろん戻ってくるとは夢にも思っていませんでした。
徹底したリアリズムの表現方法、
それを包む大自然の広大な広がり、
その中で生きる人間の小ささと、
にもかかわらず懸命に生きる家族・・・
そんなドキュメントドラマです。
(裏話)キツネが戻ってきたシーンはドラマの開始直後に
偶然、撮影できたもので、一年半後の最終回の純と螢は、
よく見ると、そこだけ背丈が小さくなっています。
純は8センチ、螢は10センチ身長が伸びたようです。