中学1年から始まった長男🐶太朗の

 不登校 昼夜逆転生活

いろんな事を乗り越えて

お隣の街の定時制高校に入学し

そのまま順調に進むかと思った学校生活

ですが…………

後期から行けなくなりそのまま進級できず

次の1年間も 学校に行けずに過ごし

(⁠;⁠^⁠ω⁠^⁠)(⁠;⁠^⁠ω⁠^⁠)(⁠;⁠^⁠ω⁠^⁠)(⁠;⁠^⁠ω⁠^⁠)

昨年末っ子次男🐭次朗の高校入学を期に

気持ちを新たに数日は通ったものの

 ショボーンやっぱ同じ年代と居るのはムリかも…

と行けなくなり


新年度

末っ子次男🐭次朗は無事に2年に進級

しかし

長男🐶太朗は

4度目の1年を過ごすことになりました


年度末の2月、3月は

ははちゃん人生初の推し

 レイちゃんのライブ に

浮かれてはいましたが

その裏で

長男🐶太朗とこれからの事を

たくさん話し悩んでもおりました


勉強は必要で

まだ具体的ではないけれど

この先必要だったら

進学してみたい気持ちもあると言う🐶太朗


でもどうしても

たくさんの人が集まるところ

そして

同じ年代の集まるところは

 ショボーンムリ……ツライ 

と言う


朝早く起きることはまだ無理だけれども

異常に狂ってしまった睡眠時間は

この4年でずいぶん安定し

彼なりのリズムで

 夜に寝て朝に起きる

ができるようになった

別人かと思うほど生気のなくなった表情も

少しずつ少しずつほぐれていき

笑顔が戻り大きな口を開け笑うことが増えた

でも

本来の🐶太朗に戻ったわけではなく

誘えば買い物やイベントに一緒に行くものの

人が多ければ多いほどすぐに疲れてしまい

自分と年代が近いければ近いほど

ツライ気持ち苦しい気持ちになるらしい


定時制高校に入学後

ほとんど登校できないまま

3年が過ぎようとしていたので

さすがに親子で

 このまま在学すべきか

 退学するべきか

話し合いました


2人で話しても同じ話しの繰り返しなので

シンプルに

担任と話し合い相談する事にしました


ははちゃんの仕事終わりに

お隣の街の定時制高校に向い

🐶太朗は

 お久しぶりです

ははちゃんは

 はじめまして

な担任との話し合い


毎日の🐶太朗欠席連絡の際に

今の🐶太朗の状態や気持ちを話していて

この先どうしたらいいのか

悩んでいた事も伝えてはいましたが

改めて

🐶太朗自身が今の自分の状態 気持ちを話し

 退学する事も考えています

と担任に伝えました


退学することを考えていると伝えたら

 引き留められるだろうな 

とは思っていましたが

予想通り

 お父さん今急いで学校を辞めなくても

 お父さん大丈夫ですよ

と言われ

こちらが拍子抜けするくらい

ふんわりとした重くない感じで

 お父さん学校は辞めようと思えば

 お父さんすぐに辞められます

 お父さんでもまた入るのは難しい

 お父さん学生であることで

 お父さん得をするというか

 お父さん損はないので

 お父さん辞めずにもう少しギリギリまで

 お父さん在学してみませんか?

と言われました


ははちゃんは先生の

 辞めようと思えばすぐに辞められる

 学生でいるほうが損はない

という言葉に驚いていました

チョト無責任っぽい感じですが

今すぐ決断(在学か退学か)して

結果(毎日登校)に繋げなくてはいけない

と思っていたから

このままでは 卒業できない から

時間が足りなくなるから

早めに決断すべきだと思っていたから


 まだもう少し悩む時間はありますよ


と言われているような気持ちになりました

問題の根本的解決にはなってはいませんが

気持ちが少し楽になりました


いったん 退学 は保留

また1年在学することを選び

この1年で今🐶太朗が興味を持ったことを

なるべく行動に移してみようと

話し合いました


 できる できない は別にして

去年から🐶太朗が口にしているのは

 アルバイトがしたい

 高卒認定が気になる

そして

 ♬音楽がしたい♬


先生との話しで 高卒認定 は

在学しながらやっても大丈夫で

今 

在学しながらやっている生徒がいると聞いて

いずれはやってみようと話しました

アルバイトは

やってもらえたら助かるけど

やれる場所があるかどうか…が問題で


田舎はね 仕事もだけどバイトも

都合の合うものがなかなかないんですよ

まして🐶太朗はイロイロ問題あるから(⁠;⁠^⁠ω⁠^⁠)

今 確実にすぐできるのは

 ♬音楽♬


少しずつ元気になり始めた頃に

音楽を聴くようになり

今 好きなアーティストに出逢い

そのアーティストの音楽が

どんなふうに作られているのかが

気になると言う♡⁠(⁠˃͈⁠ ⁠દ⁠ ⁠˂͈⁠ ⁠༶⁠ ⁠)


元気だった頃は

朝から晩まで外で遊び

常に身体を使った遊びをしていた🐶太朗

音楽や本には興味を持たなかった🐶太朗が


 音楽が気になる


今まで音楽に興味のなかった🐶太朗が

好きになったアーティストさんは

自分で曲を創り歌いギターもとても上手


本当はギターを買ってあげたいところだけど

金銭的に余裕がないので

長女🐮子が置いていったキーボードを渡したら

ソレはそれで嬉しそうに

音を出して楽しんでいた(⁠*⁠´⁠ω⁠`⁠*⁠)


🐶太朗の楽しみ方は

チョト独特で

普通は好きな曲を弾けるように

楽譜を見て 読み方を覚え

指の動かし方を覚え練習するのに


曲を弾きたい のではなく

好きな曲 気になる曲 に使われている

 音 和音 コード

そういうものが知りたいと言って

YouTubeで調べながら

色んな音を出して楽しんでいる

弾きながら理解できないと

ははちゃんにききにくるのだけれど

ははちゃんは

キチンと音楽を習ったわけではないから

基礎の基礎の基礎の基礎

しか教えられず

🐶太朗が気になる

 音楽理論 

的なことをきかれてもうまく説明できず

🐶太朗が見ている動画を一緒に見て

🐶太朗がわからないというところを

通訳するみたいな感じで伝えている


ははちゃんのつたない説明でも

理解できるとすごく嬉しそうで

🐶太朗独特のチョトかわった感覚で

曲ではなく音を楽しんでいる

そして新しい事を覚えるたび

嬉しそうに音を聞かせてくれる


こんな日がくるなんてね

思ってもいなかったよ


そんなある日に聞かせてくれたのは

有名な カノン進行

 ニヤリこの音良くね?

とずっと弾いている

 ニコニコじゃあ母が言った音 右手で弾いて

 ニコニコたぶん聞いたことある曲になるよ

有名なパッフェルベルのカノンの

始まりの音を言う

素直に

ははちゃんが言った音を弾いていく🐶太朗

 ニヤリあ!聞いたことあるわ

 ニヤリわ~なんか曲になったわ

ほんのワンフレーズ 

でも聞いたことのある曲を弾く事ができて

嬉しそうだった


 キョロキョロコレだったら母も

 キョロキョロ少しは弾ける フルートでもできるよ

 ニヤリぇ!そうなの?やってみたいかも

 ニヤリ連弾?やってみたいかも

 ニコニコじゃあ母も練習しないとな

 ニヤリウンいつかやってみたい!!




長男🐶太朗の不登校が始まり

昼夜逆転生活が始まった頃は

もう2度と

🐶太朗の笑顔を見ることはできない

と思っていた


夜に眠れず睡眠時間も定まらず

焦点の定まらない目 生気のない顔で

会話も無くなり

食事もまともに食べられず

1日を

布団の上で過ごし

お風呂もなかなか入らず

着替えもほとんどせず

かろうじて生きている状態


そんな生活からなんとか

ここまで回復してきた


1度壊れてしまった心が

ほんの少しの元気を取り戻すのに

どれほどの時間が必要か


1度傷ついた心は完全には戻らない


でも

なんとかここまで回復してきた





チョト気まぐれで

興味が長続きしない🐶太朗だから

ははちゃんが練習して

 さぁ カノンやろうよ!

って言う頃には

 …やっぱ いいや…

とか言いそうだけど

ずっとコツコツと音あそびを楽しんでるから

できるかな?パッフェルベルのカノン


 いつか2人で 楽しめるといいな(⁠*⁠´⁠ω⁠`⁠*⁠)