僕は現在大学4年である。
約3ヶ月前まではヒーヒー言いながら就活をしていた。
内定を頂いた企業から就活アンケートを受けることになったので、自分の中で整理する意味も込めて就活を振り返ってみたいと思う。
しんどい
もうこの一言に尽きる。
僕は割と真面目人間で、大学の就活支援学生団体の代表を務めていた。50年続く団体だ。その代表だ。
というわけで割と就活とは近い場所で学生生活を送っていたことになる。
色んな企業に実際に営業に行って、やりとりして、イベントを開いて、なんとなく社会人ごっこをやってる気分だった。
はっきり言って、
経験と就活の有利さはあまり関係がない(´・ω・`)
社会人ごっこをやっても、そこで色んな経験を積んでも、それでも面接には落ちるのである。
いっぱい落ちた、不安な日々が続いた。
本当に内定がもらえるのか、不安で不安で、でもどうしようもなくて、しんどかった記憶がある。
「代表なのにぃいい」
と、悔しい思いもした。
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といつまでもウジウジしているわけにもいかないので、当時の僕は自分なりにコツを考えてみた。
(不安症で多くの企業にエントリーしていたため)連日面接続き、そうした中でいくつかの気づきがあった。
まず、大事なのは「経験の質」に加えて、「いかにそれを相手に魅力的に語れるか」だと思う。むしろ後者の方が大事だ。
芸人と素人が同じ話をしてもきっと芸人の方が面白いだろう。感情の込め方、身振り手振り、アドリブ、そういった技術に大きな差があるからだ。
面接も同じで、一つの事実を伝えるのにも「自分が何を考えたか」「何を気づき何を得られたか」身振り手振りを交えてハキハキと、いかにも魅力的に思えるように話すだけで印象は大きく異なる。
別にアフリカに行って何か偉いことをしたり、組織の代表として組織を改革していなくても全然良くて。
肝心なのはいかに自分ならではの味付けをしてそれを客(面接官)に届けるか...じゃないかなーと。
就活があまり上手くいかない人は、立派な経験を持ってるのに、その伝え方だけがやや難ありなイメージがある。
直し方は自分で見つけるしかないけれど、それを模索するうちに、自分を見つめ直して自我を確立する良いきっかけができる気がする。
後は「想定すること」も重要だ。
どういう聞かれ方をして、何を求められていて、、、そういったことを念入りにイメージして面接に臨むと割と上手くいった。
注意しないといけないのは、「想定していること」を「相手にバレないようにすること」だ。
今後40年以上は働いて欲しい会社側としては、学生に嘘をつかれてはたまったものじゃない。本来の姿を見極めたいというのが人事の狙いだ。
だからこそ、作ってきた感は出しちゃいけない。さもその場で考えたかのように、自然に、ナチュラルに、言葉をひねり出すのだ。
全て計算したうえで。
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伝え方、想定すること、この2つを意識し始めた頃から割と面接でうまくいくようになった。
それでも落ちる企業は縁がないのだと諦めた。
なんだか就活テクニックみたいな話になってしまったが、言語化すると自分はこうやって就活に臨んでたんだなと分かって良い。
就活に限らず言語化は大事なプロセスだ。
無性にイライラする時、不安な時、その理由を文字に起こすといい。少しは和らぐに違いない。
ブログは言語化の一手段だ。
これを読んでいる人がいてもいなくても、僕としては書いて良かったなーと思う。
ではでは。