今週の見通し・為替 緩やかに円安・ドル高進む
円相場は軟調に推移するとの見方が優勢だ。「日米金利差を背景にした円売り・ドル買い基調に変化はない」とみる市場関係者は多い。ただ米国のサブプライム(信用力の低い個人向け)住宅ローン問題への不安がくすぶっており、積極的にドル買いを進める向きも少ない。円の下値も限られそうで、市場参加者の予想は1ドル=121―123円台が中心になっている。
市場では月末にかけ、外貨建て投資信託の新規設定が数多く予定されている。個人投資家の円売りが引き続き先行しそうだ。
ただ「米国の住宅市場の調整が米経済に与える影響を見極めたい」との空気も広がっている。25日の中古住宅販売や26日の新築住宅販売など、今週は6月分の住宅関連指標の発表が相次ぐ。住宅市場の悪化が確認されればドル売りが膨らむ可能性がある。
日銀の金融政策への思惑も交錯している。27日に6月の全国消費者物価指数(CPI)が発表される。前年同月比で4カ月連続下落している中、マイナス圏から脱すれば利上げ観測がさらに強まり、円が買われる可能性もある。
日経マネーより
今週は外貨建て投信の設定が多く予定されている、来月は投信の設定はありませんの裏返し、日経マネーの予想は、結構ハズレの場合が多い。何故って??市場参加者の希望的観測が入ってるから、今週は様子見若しくはロスカット入れての勝負が賢明かな? たまには相場も休むのも良いものだ。夏休み取得中です。