次に、私自身のNY Barの体験談と、勉強方法について御紹介します。

 

1. NY Barの結果

(1) 合否と点数

私は、2018年7月にNY Barを受験し、このときは不合格でした。

総合点は257点、択一が137.0点、筆記が120.0点で、筆記の個別の点数は、

MEE第1問:51.14点

MEE第2問:52.02点

MEE第3問:41.81点

MEE第4問:47.85点

MEE第5問:48.11点

MEE第6問:35.81点

MPT第1問:40.93点

MPT第2問:35.55点

という結果でした。MEEやMPTは25点~85点の間で点が付き、50点が「問題について平均的な理解が示せている」という水準なので、いかにひどい点かお分かりいただけるかと思います(個別の点数と筆記の総合点の換算については、こちらのサイトの計算機能が参考になるかと思います。)。また、択一についても平均点が139.5点が平均点だったことを考えると、決していい点数ではなかったと思います。

そして、今年の2月に再度受験し、リベンジを果たしました。このときは、総合点は282点、択一が142.5点、筆記が139.5点でした。筆記の個別の点数は、成績開示を受けていないので正確には分かりませんが、上記のサイトの計算機能と個人的な感触から推測すると、

MEE第1問:60点

MEE第2問:45点

MEE第3問:45点

MEE第4問:45点

MEE第5問:60点

MEE第6問:60点

MPT第1問:60点

MPT第2問:55点

くらいではないかと思います。

(2) 敗因分析

それで、なぜ7月は失敗したかの敗因分析ですが、こう言うと身も蓋もないですが、「努力が足りなかった」のと、「努力の方向が間違っていた」の2点に尽きると思います。

(a) 努力が足りなかった

「努力が足りなかった」の意味ですが、具体的には「演習量が足りなかった」ことが大きかったと思います。日本人受験生の場合、日本人ノートを中心に勉強を進めていくことになると思いますが、日本人ノートの記載はところどころ分かりにくいところがあります。7月の試験に向けて勉強していたときは、ここで「理解できるまで何回も日本人ノートを読み込もう。通読するうちに、理解が深まっていくはずだ。」と考え、インプット重視に走り、問題演習をおろそかにしてしまいました。

その結果、最終的に試験当日までに解いたMBE用の問題は1000問ちょっとで、合格するのに必要最低限と言われる2000問を大きく下回ってしまいました。その演習量の少なさが理解の浅さに繋がり、MBEだけでなくMEEにも影響を与え、低い点になってしまったわけです。

(b) 努力の方向が間違っていた

「努力の方向が間違っていた」の意味は、上述のとおり、インプット偏重に陥り、アウトプットを軽視してしまったという点につきます。どんな試験でもアウトプットの練習は重要であることを考えると、極めて初歩的な戦略ミスだと思います。

 

2. 2月再受験時の戦略、勉強方法

(1) MBE

'a) 使用した教材

勉強に使ったのは、インプットは日本人ノートのみ、アウトプットはEmanuelの問題集、BarBriの問題集(ハードコピー、オンライン両方)、AdaptiBar、OPE(Online Practice Exam)、StudyAid(OPE、StudyAidともに、UBEを作成しているNCBEが販売している問題集です。)の4つでした。

前述のとおり、インプット偏重に陥っていたのが前回の敗因だったので、日本人ノートの読み直しと並行して、問題集も解くようにしました。とはいえ、十分な知識を入れる前に本格的に問題集に取り組んでしまうと、問題を見てもさっぱり分からず、単に解答・解説を読むだけの作業になり、問題を解く練習としては意味が薄れてしまうおそれもあるとも思いました。

そこで、日本人ノートを使ったインプットと並行して、最初にBarBriの問題集の中ほどに収録されている、科目ごとの"Workshop"に取り組みました。このWorkshopは問題文が短く、また基礎的な知識を問うものであるため、インプット中の定着度確認にはちょうど良いレベルで、また科目別に分かれているので、インプットした科目に対応した問題を解けるという点でもぴったりでした。また、同じ理由で、StudyAidにも取り組みました。

WorshopとStudyAidはそこまで分量は多くないので、すぐに終わると思います。Wokshopを解き終えた後に次に選んだのは、Emanuelの問題集でした。上記のアウトプット用の教材のうち、Emanuelが過去問に重点を置いた構成になっているため(Civil Procedure以外は基本的に過去問です。)、まずは実際の問題のレベルで解けるようになることが最優先だと考え、この選択にしました。Emanuelも科目別になっているので、こちらもインプットした科目に対応した問題を解けるという利点もありました。

Emanuelの科目別問題が終わるころには、完璧ではないにしてもザッと日本人ノートを通読しているくらいだと思うので、徐々にアウトプットに重心を置き始めるという観点で、BarBriの問題集を最初から順番に潰していきました。そして、BarBriのハードコピー問題集が終わったら、仕上げにOPEに取り組みました。オンラインの問題集は、全部は解き終えられませんでした。

AdaptiBarについては、私はパソコンではなくスマートフォンのアプリで解くようにし、気分転換のジムや移動時間等の細切れ時間を活用するために補助的に使う程度でした。これは、AdaptiBarにも過去問が収録されていてEmanuelとかぶる部分があり、同じ問題を何度も解くのは時間の無駄だと思ったのが大きな理由です。とはいえ、AdaptiBarオリジナルの問題もあったことを考えると、AdaptiBarでの問題演習にも本格的に取り組んでいれば、もっとMBEの点数も伸びたのかもしれません。

BarBriのオンラインの問題集、Adaptibarともに、もっと多くこなしていれば、MBEの点数はもっと伸びていたのかなというのが、反省点かなと思います。MBEは問題演習量に比例して、安定して点数が伸びていく印象があるので、MBEで点を稼ぎたければ、とにかく量をこなすようにすると良いと思います。インプットが不十分だと思っても、とにかく早いうちからアウトプットを始めてください。試験本番で正解すればいいので、試験直前期までは正答率は気にせずにどんどん解き進めればいいと思います。間違えた問題は、二度間違えなければ十分です。

(b) 問題演習の進め方

問題演習の際は、正解にたどり着くだけでなく、正解の肢についてそれが正解である理由、不正解の肢についてそれが不正解である理由が完全に説明できるようになることを目指しました。一周目の段階であってもそれが出来なければ、Wordで作成したファイルに「説明できなかった部分や、解説を読んで勉強になった部分」を、収録されている問題集と問題番号、そして日本人ノートの関連箇所を探してページ番号を添えて書き込み、試験直前期に読める「復習用ノート」を作りました。一問解くたびにこれをやると、なかなか問題演習が進みませんが、ノートを作る作業で知識が頭に定着し、また問題を解いて理解不足だった点を見つけるたびに日本人ノートに戻って知識を再確認することになるので、一周目で一気に理解度が高まりました。また、復習ノートを作っておくことで、知識の集約化が進んで後の復習が効率化できました。

こうして、2回目の受験ではアウトプットにもかなりの重心を置くようにしたのですが、問題演習を進めていくと似たような問題に当たることが幾度かあり、どこが問われやすい重要ポイントなのかが見えてくるようになりました。また、日本人ノートでぼんやりとしか理解できなかった記載についても、実際に問題を解き、解説を隅から隅まで読み込むことで、「どういう問題意識で書かれて、どう理解すべきか」がはっきりと見えてくることが多々ありましたし、日本人ノートで太字や下線で強調されておらず、ぼんやりと読み飛ばしてしまっていたところにも重要な知識がちりばめられていることもよく分かりました。ですので、アウトプット重視の戦略は間違いではなかったのだろうと思います。

試験がある7月、2月の頭には、BarBriによる模擬試験が実施されます。一般論として、BarBriの問題は若干重箱の隅をほじくる傾向があり、その意味で難易度は高く(平均点は、本番より10~20点くらい低いと思ってください。)、この模擬試験も例外ではないため、結果にショックを受ける可能性もあります。ですが、この時点でショックを受けても、まだ本番まで3週間ほどあります。結果が悪ければ気を引き締めるきっかけになりますし、結果が良ければ安心して本番に臨めるので、必ず受験するようにしてください。

...と、ここまでアウトプットの重要性を説いてきましたが、そうは言ってもインプットは大前提として大事です。早い時期からアウトプットも始めて問題演習量を増やすには、「インプットを早い時期から開始すること」が重要になります。7月受験の場合であれば、合格者の多くは、1月から5月までの間に、内容を十分に理解できるかに関係なく、日本人ノートを「取り敢えず1回通読」していました。このインプット着手の早さが、後々有利になるので、ぜひ「出来る限り早いうちから日本人ノートを通読する」ことを心がけてください。

(2) MEE

MEE対策には、日本人ノートとSmartBarPrep、そしてBarBriの問題集を使いました。基本的には日本人ノートだけで知識は十分なのですが、日本人ノートは重要論点だけに特化しているので、過去に1、2回問われた程度のマニアックな知識や論点については対応しきれません。その点、SmartBarPrepの論証ブロックは過去に1、2回しか問われていないマニアック論点についてもちゃんとカバーしてくれているので、日本人ノートの弱点を補う上では非常に便利だと思います。

問題集については、BarBriの問題集が過去問集になっているので、それを解けば十分かと思います。BarBriの問題集だけでも問題数は多いので、これを全部消化するだけでも精一杯というのが正直なところです。BarBriの問題集を早く終えてしまった人は、SmartBarPrepのAll Inclusiveのパックを購入すると、論証ブロックの他に過去20年程度の論文の過去問データも収録されているので、それを一読するのも良いかもしれません。

MBEと共通している科目については、MBE対策が進めば理解も定着しているので、日本人ノートやSmartBarPrepの論証を軽く読んで、知識を「論証」という形に軽く整理したら、早速BarBriの問題集を解きました。MBEを通じて知識が定着していれば、MEEもさほど難しくないと思います。たまに変則的な論点が出て来て戸惑うことはありますが、それは解説を読んで理解しつつ、SmartBarPrepで補強すれば足りるはずです。MBE共通科目については、BarBriのMEE問題集は試験の2カ月前くらいから解き始めました。

MEE専門の7科目については、試験の1か月前くらいから日本人ノートとSmartBarPrepの両方を使って知識を詰め込み、並行してBarBriの問題集を解きました。ここでも、MBEと同様、インプットとアウトプットの同時並行を心がけました。MEE専門科目については、日本人ノートはかなり充実度が下がるので、SmartBarPrepをメインにしても良いかもしれません。

ただ、個人的には1か月前が遅すぎたのかもという後悔があります。実は、試験現場で論点や論証が思い浮かばず頭が真っ白になったMEEの問題がいくつかあり、それが上で45点と推測した3問で、いずれもMEE専門科目でした。そこまで論点抽出が難しくないMEEで頭が真っ白になるのは、ひとえにインプット不足によるところが大きいので、もう少し早い段階から着実にMEE専門科目に取り組んでおくべきだったと思います。

MEE専門科目は、MBE共通科目と異なりMEE対策だけすれば足りる上に、ノートの分量も少なくすぐに通読できるので、費用対効果という意味ではMEE専門科目は優れており、ここを盤石にするのは戦略的にアリかもしれません。

こちらのサイトでは、試験前にMEEの出題分野の予想をしています。これがそこそこ当たるので、どうしても時間が足りないときは、優先順位をつける上で参考にしてみると良いかと思います。また、BarBriのMEE問題集を解いていると、大体どういった論点が頻繁に問われているのか、どういった答え方をすればいいのかが見えてくるので、問題演習と並行しながらインプットすると、重要度に応じてメリハリをつけながらインプットできます。

なお、MBE共通科目も、MEE専門科目も、全ての問題を実際に書いて練習すると、問題数の多さから本番までに解き終わらない可能性があると考え、半分は実際に答案を書き、残り半分は答案構成だけで終わらせて、解答例や解説を読むようにしました。

(3) MPT

これについては、はっきり言って対策のしようがないというのが正直なところです。BarBriのコースを申し込めば、BarBriのMPT対策講義やワークブックで多少の対応(資料の読み方のコツ、メモランダムを書くときの様式等の小手先のテクニックの習得)はできますが、点数は資料を読んで作り上げた答案次第なので、そうした対応をしたところで大きく点が伸びるといった効果は期待できないだろうと思います。

出来ることといえば、BarBriのMPT問題集を使って実際に時間を測く練習を重ねることくらいだと思います。

(4) 基本的な戦略

前回の記事で御紹介したように、MBEは全体の50%を占めており、ここで点を稼ぐと一気に合格点に近付きます。したがって、諸先輩方のおっしゃるとおり、「まずはMBEで手堅く点を稼ぐ」という基本戦略の下でMBE対策に力を入れるべきだろうと思います。MBE対策が進めば、MEEでもMBE共通科目の点数も伸びるはずなので、非常に有効な戦略といえるでしょう。

併せて、MEEやMPTといった筆記科目については、「答案にとにかく多くの論点と事実を盛り込む(長い答案にする)」ということを意識すると良いと思います。日本の司法試験の論文試験とは異なり、MEEはどんなに些細な論点や、すぐに結論が出てしまう実益のない論点でも、書けばそこに点が付きます。もちろん、例外的な場面が問われている問題で、まず原則論を述べるのも点を稼ぐうえで有効です。また、問題文が短いため無駄な事実はほとんどなく、問題文中の事実を答案に多く盛り込むほど、点が付きます(これの裏付けになる公式の採点基準があったはずなのですが、今すぐに見つけられないので、後日追記します。BarBriの問題集は、多くの論点や多くの事実に触れれば点が伸びるという採点基準を明確に採用しています。)。要するに、MEEやMPTは「書けば書くだけ点が付く」試験といえるわけです。

実際、2018年7月の試験の際は、MEEは200~400words、MPTも600words程度の長さしか書けませんでしたが、今年2月の試験では、60点と推測した科目では些末な論点も盛り込みつつ、多くの事実を拾って800~900wordsくらいの長さになりましたし、MPTもできるかぎり多くの事実を拾って評価して、どちらも1000wordsを超える長さになりました。

ある程度勉強の進んだ方向けに、些末な論点や実益のない論点というのがどういうものか、個人的なイメージをお伝えすると、例えば、Civil ProcedureのPersonal Jurisdictionが問われ、Specific Personal Jurisdictionの検討が中心となる場合であっても、原告のPersonal Jurisdictionや、被告のGeneral Personal Jurisdictionについて軽く触れておくと、多少は点が付くはずです。

ちなみに、前回の記事で紹介したMEEの採点基準によると、MEE、MPTの全ての問題で平均レベル(50点)を揃えると、筆記パートの点数は133点になるという計算になります。筆記パートでこれだけの点数を稼げば、MBEであと133点を取れば合格点に達することになりますが、MBEの平均点は140点前後ですから、MBEが平均点以下の点数でも合格できることになります。

したがって、MEEは高い点数を狙わずとも、平均的なレベルさえ書けるだけで一気に合格に近付くと言えます。しかも、以下で紹介するPercentileを見ると、全部で"average"レベルの答案を揃えたMEE133点というのは、2月試験でも下位50%、7月試験なら下位30%でも到達できるレベルで、そこまで難しい話ではありません。

択一、筆記ともに平均レベルにさえ達すれば十分に合格できる試験だということを念頭に、無闇に警戒せず、着実に足元を固めて行けば良いと思います。

とはいえ、NY Barは決して簡単な試験ではありません。日本で弁護士資格を持っている方でも、何かの間違いで不合格になってしまうことは珍しくありません。そうだとすると、「何がNY Barを難しくしているか」ということを知っておく必要がありますが、これについては、私個人は「モチベーション維持の難しさ」にあると考えています。多くの日本人受験生は、7月受験の場合は5月中旬あたりのロースクールの卒業から本格的にBarの試験勉強に取り組み、一日中ずっと勉強することになると思いますが、7月末までの2カ月間、毎日一日中全力で勉強に取り組むというのは想像以上にしんどく、はっきり言って、体力も気力も持ちません。よっぽど強い精神力がない限り、徐々にモチベーションが低下してくると思います。ここでいかにモチベーションを維持するかが勝負の分かれ目になると思いますので、卒業から試験本番までの2カ月間、軽く旅行に出かけるなり、オフの日を定期的に設けるなりして、モチベーションの維持にも取り組むようにしてみてください。

 

3. 2月の試験の特殊性

私の経験が最も役に立つのは、「2月の試験は7月の試験とどうちがうのか」という点だと思います。この辺りは、インターネットで調べてもほとんど情報はありませんでした。そこで、私自身の経験から、2月の試験の特殊性について私なりの考えを述べたいと思います。

7月と2月の試験に関するデータを比較すると、MBEの平均点は2月の方が圧倒的に低く、対全受験者での合格率も7月と2月では大きな差があります。こうしたデータを見ると、2月の方が試験として難しいのではないかという予想になるかと思いますが、結論から言うと「単純に、2月受験者のレベルが低い」ということに尽きるというのが私の見解です。

まず、MEEについてですが、前回の記事で紹介した採点方法によると、「平均的な理解を示せていれば50点」という採点基準になっています。平均的(average)という表現からすると相対評価のような印象を受けますが、7月の試験2月の試験のPercentileを見ると、少なからず隔たりがあります。例えば、Essay130点までのPercentileは、2月は42%であるのに対して7月は27%と15%もの差がついており、2月の試験の方が受験者が低い点数の層に集まっていることが分かります。純粋に相対評価をしていればここまで大きな点数分布の差は生じないでしょうから、完全な相対評価ではなく、拾うべき論点や事実をどれくらい拾えているかという点から評価した絶対評価の要素も強いのではないかと思います。したがって、2月の試験で受験者が下の点数に集まっているのは、単に受験者のレベルが7月より低いからと推測されます。

これを前提に考えると、MBEの平均点が2月の方が大きく下がるのも、2月の試験が難しいからではなく、受験者のレベルが低いからという理解になるでしょう。実際、2018年7月と2019年2月の両方を受験しても、2月の方が試験問題が難しいということはなく、むしろ簡単だと感じたくらいでした。それでも、2月の平均点はあきらかに7月より低くなっています。

そして、MEEは上述のとおり絶対評価的な要素も含んだ評価で、MBEは前回の記事に書いたとおり、基本的に175点満点のRaw Scoreを200点満点のScaled Scoreに直すだけのほぼ完全な絶対評価のため、受験者のレベルが低い2月は、合格点の266点に達する人が少なく、合格率も低くなるのでしょう。こちらも、2月の方が難しいということはないという趣旨のことを書いています。考えてみれば、ちゃんとできている人たちは7月の試験で抜けていくので、2月受験者の平均レベルが、7月受験者の平均レベルより低いのは当然なのかもしれません。

ですので、不幸にして7月が不合格で2月に再受験することになった方も、やるべきこと、求められている水準は7月の試験と変わらないと考えて、余計なことを考えずに取り組んでほしいと思います。

 

こういうものは、勢いで一旦最後まで書き上げてしまうのが良いと考え、推敲せずに書いてしまったため読みにくいところもあるかと思いますが、NY Barについて取り敢えずまずお伝えすべきことは以上です。

不足している点や、説明が不正確だった点があれば、後日追記いたします。また、「ここが知りたい」とったことがあれば、コメントをいただければ別途記事を書くなりして、分かる範囲でお答えいたします。

 

今後は留学の意義や、LL.M.の出願等についても書いていこうと思います。