御無沙汰しております。

前回、落ち着くまで更新をお待ちくださいと書いてから、もう半年も経ってしまいました...。このブログをお読みになっている方は少ないかとは思いますが、現状について御報告します。

 

入省後に2年間の海外留学の機会をいただき、2017年7月に渡米し、1年目は西海岸の大学のLL.M.で学び、2年目(現在)は東海岸の大学のLL.M.で学びました。そして、今月の頭に2019年春学期の期末試験を終え、いよいよ6月下旬の帰国を待つのみとなりました。

2年間という短いようで長い期間、色々と苦労もありましたが、非常に良い経験をしたと思います。LL.M.という枠に限らず、多くの人と出会い、また(今なにかと話題の)ニューヨーク州司法試験(NY Bar)も受験し、アメリカのロースクールへの留学について、知ったことや感じたことも多くあります。

自分自身がLL.M.に出願したときや、NY Barを受験したときは、情報を求めて色々とインターネットで検索しましたが、日本語での情報はさほど多くはなく、また古いものも見受けられました。そこで、せっかくなので、私自身が経験したことを基に、留学やNY Barについて知っていることや思うことについて、情報提供のための記事を書いてみようかと思います。

 

時系列的にはLL.M.の出願や、そもそもなぜ留学するかといった話から書いていくべきかとは思いますが、時期的にはLL.M.の卒業シーズン、そして7月のNY Barに向けた勉強が本格化するタイミングなので、先にNY Barについて書いていこうかと思います。

読んで下さっている方々にどこまで有益な情報を御提供できるか分かりませんが、お付き合いいただけますと幸いです。