3月頃から、司馬先生の
「夏草の賦」「功名が辻」「竜馬がゆく」
をたて続けに愛読書してます。

最後に挙げた「竜馬がゆく」も残り僅か…!

主人公はそれぞれ
「長宗我部元親」「山内一豊」「坂本竜馬」

舞台はいずれも高知。

戦国の世にて土佐(高知)の1城主から高知そして四国を統一した長宗我部元親。
※のち秀吉に屈し一国の主に縮小。
関ヶ原の戦いにて敗者となった長宗我部家に代わり、勝者となった山内家が土佐藩の藩主となります。
この経緯により土佐では元々住み着いていた長宗我部の家来が下の扱いを受け、山内の旧領である掛川からともに移った家来が上に立つという身分がはっきりした徳川時代が長く続きます。
そしてこの差別に不満を抱いた身分の低い人々(坂本家も同様)が中心となり倒幕活動が行われていくのです。

幕末モノは今回初めて読んだのですが、関ヶ原敗者である、長州(毛利家)、薩摩(島津家)、土佐(旧長宗我部家)を中心に倒幕へ動くのが非常に胸アツですね!

高知県については随分前に1度だけ訪れたことがあるのですが、四国を1日でドライブするという忙しい旅行だったので、高知の史跡巡りをゆっくりしたいと思いました。