女川原発が再稼働しました。
私が住んでいる宮城県の話です。
私は原発再稼働反対のデモに
何度か参加した事があります。
組合活動の一環で参加したのです。
再稼働のニュースを見て
生活の危険性を感じたというより、
「あっさり再稼働するのね〜」
「一般市民が団結しても大して影響力ないのね〜」
「じゃあ何の為に団結するのかね」
率直な感想です。
原発再稼働に限らず、
労働組合の活動全般も同じです。
一般職員が団結して偉い人達に
労働条件や環境を良くするように
交渉している訳ですが、大半は収穫がありません。
こんなのに時間や労力をかけても無駄ではないか…
そんなモヤモヤから1つの結論を出しました。
「結果はどうあれ、
活動を通して有益な情報を知れることもある」
私自身デモに参加しなかったら、
正直、原発再稼働なんて
何の興味も持ちませんでした。
私達の身の回りは
影響をもたらすもので溢れています。
「知っていれば損しなかった」
「知っていたから得をした」
そんなケースは沢山あるでしょう。
私も比較的早めに始めた積立NISA&インデックス投資の成果額を見るたびにそう思います。
機会や危機が迫っていても気付けないのです。
もちろんデマに振り回されないように
情報のふるい分けは必要ですが
まずは知らないことには何も始まらない。
各々が鋭意して選び取った情報を共有する場こそ「団結」のもつ1つの意義だと思いました。