矛盾する今回のテーマ。
ミニマリストの思考に
「同じ用途(可能なら複数の用途)のモノを1つで完結させようとする」があります。
私も一概に言えません。
物理的なモノを減らす以外にも、選択肢を減らす事で、思考する機会を減らし、他の大切な事にリソースを充てられるのが大きなメリットです。
服の制服化などが有名ですね。
私が最近大きな壁を感じているのが「鞄」と「紙」。
鞄についてはいくつか記事を出しています。
最近トート1択に絞られつつありますが、やはり「1つ」に絞るのは難しい。
トートバッグも実は現在3つ持っています…
紙については2つに絞られています。
A4サイズのノート(もしくはバラした紙)とポケットサイズのメモ帳。A4サイズは勉強や思考整理に重宝。ポケットサイズのメモ帳は手軽にメモれるので、アイデアやTo Do出しに重宝。いずれも片方を試した期間もありましたが、なかなか両立が難しい。
間をとったサイズで試してみるのはアリかもしれませんが…
考え抜いた結果、「無理してまで1つに絞らなくてもいいのではないか?」という結論に至りました。
確かに「1つ」、なんなら「0」にできれば、冒頭に記載した大きなメリットを手に入れられます。
ですが、必要最低限が必ずしも「1つ」とは限りません。
複数所有して、用途の細分化に合わせて、使い分ける事でパフォーマンスが上がることも十分にあります。
今回テーマの「多様化」と「ミニマリズム」はトレードオフの関係にあります。「ミニマリズム」を重視しても、不便さやパフォーマンスの低下が発生してしまいます。反対に「多様化」を重視すると、モノが増えていってしまいます。
よって、当然出番がないものは手放しますが(1年推奨)、迷うことなく日常的に出番があるモノについては、無理に削ぎ落とす必要はないのかもしれません。
とはいえ心のどこかで減らしたい欲求は消えませんが…(笑)
やはりミニマリズムは難しいですが、楽しい!