私は現在コロナ闘病中です。
実家にいる時に発症したからこそ、親のサポートを受けられていますが、これがアパートだったらどうだったでしょうか?
1人死んでいたかもしれません。
遺書というのは具体的に何を書くのか知りませんし、ネットでは調べませんでしたが、とにかく自由に考えてみました。
私はこれまで約30年間、精一杯生きてきました。
小学校では苛めにもあったし、気が弱いせいで大好きだったサッカーを諦めました。
中学校では、自分は周りより容姿や能力が劣っていることに気付き、強烈なコンプレックスを抱きました。肘を壊して大好きな野球が長期間できないこともありました。
高校受験ではどうしても入りたかった高専に落ちて、落胆しました。
最初に入った会社では隣で恫喝してくる上司がいたり、遠方地に1人で放置され、自殺まで考えたこともありました。
転職してきた市役所。どこの部署にもひねくれた人が必ずいます。
そして間もなく私は死にます。
私は可哀想な人間だと思いましたか?
しかし、思い返してみると、どんな時にも必ず味方になってくれる方がいました。
苛められている私とも変わらず仲良くしてくれた友達。肘を壊したときも沢山励ましてくれた部活のメンバー。人生の岐路にたった時に一緒に考えてくれる両親。1人遠方地に飛ばされても連絡をマメに取ってくれた同僚達。
高卒の私でも評価してくれて、良くしてくれる役所の先輩方。こんな私を慕ってくれる弟達…
そして私には現在友人が2人。
中学以来の1人と高校以来の1人です。
少ないと思いますか?
世間的には非常に少ないでしょう。
ですが、私にとっては「2人もいる」感覚。
1人いてくれればありがたいですから。
2人とはそれぞれ長い付き合いですが、お互い辛い時、苦しい時、楽しい時を共有してきました。
途中ミニマリストに目覚めた私でもこの「2人」の友人は出来れば手放したくない。
今回私が先に死ぬのは申し訳ありませんが、2人とも、それぞれ私より多くの友人がいるので、まあ大丈夫でしょう。
今まで辛いことは沢山ありましたが、私の味方をしてくれる方がいたからこそ、乗り越えられ、笑い話にできております。結果幸せな人生でした。
長くはなりましたが、私の味方をしてくれた全ての方々に感謝の意を込めて遺書とさせていただきます。
※棺桶にはアコギも入れてね!それ以外は迷わず全捨てで!折畳スマホはいい値段で売れると思うけど!
※わずかな資産はあるけど、インデックス株だからこのまま保有しておいた方がいいかも!
※弟達よ!家系存続は任せた!
…
こんな感じでしょうか?
なんか卒業生の作文みたいになってしまいましたね(笑)
書いてみて得られたのが「人生を振り返られる機会」とそして日常に潜む「感謝」。
たまには書いてみてもいいかもしれませんね!