「YouTubeで喋りをやってみたい」

「演奏会のMCでうまく話したい」

「職場での説明を空回りせずに伝えたい」


そんな想いを胸に書店ウォーキングをしていると、「ひろゆき氏絶賛」と書かれた表紙が目に飛び込んできました。

迷わず電子書籍を購入した次第です。


まずはじめに著書は目的別に章を分けてあります。


「話し方すべて」というくらいですから、

「日常会話」や「プレゼン」、「話の聞き方」や「初対面トーク」など広範囲をカバーされている内容となっておりました。


今回は冒頭にあげた私の目的に絞って、内容をピックアップしてみたいと思います。


そもそも私の場合、「しっかり準備してきたのに、本番(実践時)に動揺して、空回り」のパターンが非常に多いのです。なので、言い回しのテクニックというよりかは「気持ちの整え方」を学ぶことが最優先だと思いました。


・本番の解像度を上げる

要するにイメトレですよね。

いかにリアルを想像できるか…

今月末には軽音部の練習会があり、今までは曲や合間のMCの言い回しを練習してきました。


しかしそれでは不十分でした。


当日観てくれている(であろう)先輩方の顔まで想像しないと解像度は高められません。

想定外の要素があると、脳もビックリして真っ白になってしまうのです。


・呼吸法

唯一自分でコントロールできるのが「呼吸」です。

生活に瞑想を取り入れてから、呼吸に注視する事により得られるリラックス効果に驚いております。

本番でアがってきた時は、呼吸に併せて、話や演奏が速くなりがちです。

そんな時こそ、間をおいて、スローにして「深い呼吸」を意識して自分を取り戻したいです。

ギター弾き語りのメリットとして、「曲のテンポを好きに変えられる」ことがあるので、こちらも最大限に活用したいところです。


・自分が熱狂する

どうすれば相手に伝わるのでしょうか?

「相手の身になって考えてみる」

「客観的に自分を俯瞰してみる」

これらにより伝える内容の擦り合わせも必要かもしれませんが、

やはり1番は

「自分がまずは熱狂する事」


「自分が行動する→自分が熱狂する→廻りにも熱が波及する」の流れです。 


どんなに内容を整えても、本人から熱量を感じないと肝心の説得力がありません。


文字通り「熱弁」「熱唱」を意識して、トライしていきたいです。


その他「やる気を出させる伝え方」や「相手の本音を聞き出せる方法」なども書かれているので、管理職や営業職の方にも非常に参考になる本だと感じました。