一昨日に講師として研修に参加しました。

内容としては、新規採用で入ってこられた方向けに、私の係の業務内容を伝えるものです。
 
講師という経験もあまりないので勉強になりました。
項目立ててまとめてみます。

・スルーしてきた疑問に気付ける
内容としてはかなり易しめで、毎年行っている研修なので歴代の資料が残っており1から作成する必要はありません。
ただし私の担当業務外の内容も多々含まれているので、概要ぐらいは把握しないといけません。
また、基本的な質問に答えられないのは避けたいので、想定される質問に対しての回答を事前に準備しました。
質問を考えていると思ったより多くの疑問が湧いてきました。
普段周りの人の業務については、自分には関係ないとスルーしていたのです。
今後は他人事とせずに、「小さな疑問」は都度解決していくように図っていきたいです。

・理解した上で話す
完璧な読み原稿は元からありました。
しかし、原稿にしがみついてしまっては、抑揚がおかしくなってしまったり、変なところで区切ってしまい、不自然な説明となります。
よってちゃんと相手に伝わりません。
今回の説明では何回か読み直す場面も多々あったのですが、何とか伝えようと自分でも内容を噛み砕きながら話せたと思います。

・力試しになる
研修準備にあたり、資料の微修正、原稿読みの練習、手持資料作成にそれなりに時間をかけましたが、流石に夜中まで残業をする気にはなりませんでした。
それに他の業務が免除されるわけでもありません。
前日時点で不安は最高潮に達しましたが、「最悪後日回答に逃げればいい!殺される訳でもない!」と腹をくくり割りきりました。
実際質問は1つも無かったものの、合間合間に原稿に書いていない補足説明をアドリブで入れ込めて、知識がちゃんと血肉になっていることを実感できました。

結論としまして講師が1番勉強になります。
今後の課題としては時間配分を意識できるくらい余裕をもって説明することですね。

準備含めて非常にカロリー高めですが、学びを得られるいい機会となりました。