新年度となり、業務上、人に説明する機会が増えました。頭の中では理解できていても上手く伝えられない事がしばしば。
説明に関しては予め準備ができるのでまだ何とかなりますが、質問に関しては、基本その場で答えなければいけないので、瞬時に伝え方を整理しなければなりません。
回答を持ち帰る事も選択肢にはありますが、分かりきっている事をいちいち持って帰ってしまっては仕事が溜まる一方です。
そんな中で何かヒントを得るべく「学びを結果に変えるアウトプット大全」を読む事にしました。
結論「兎に角、量をこなすしかない」に尽きるのです。著者はインプットとアウトプットの黄金比は「3:7」だといいます。
私自身ブログでアウトプットはしているものの圧倒的にインプットの比率が高く、浸透している知識はほんの一部に過ぎません。実践すらせずに自然消滅している内容がほとんどです。
もっとアウトプットに比重を傾ける必要があります。
この本ではいくつもの効果的な方法が紹介されておりますが、中でも新しく取り入れてみたい項目をピックアップしてみます。
・細かくノートを取り過ぎない
議事録を作成する場面が増えて、可能な限り全ての内容をメモするように心がけていました。
ただ、沢山メモしているのにも関わらず、頭には内容が入ってこないのです。
「メモする事自体」に集中し過ぎてしまい、内容を全く理解できていなかったのです。
急に自分に話をふられても当然対応できません。
自分が既に知っている事はわざわざメモする必要はありません。それについても「誰がこのことについて言った」程度で済みます。
改善するには「書く行為」自体をミニマルにする必要があります。
自分の気付いた事や重要な事に絞るように心がけます。その他絵にしたり言葉を省略したりしても時短につながるかもしれません。
・毎日記事投稿
私の場合、記事の投稿は週1を目標に取り組んできましたが、それでは量が足りません。
生活を振り返ってみると、自由時間でも読書や動画視聴の受動的な行動は眠気を誘いやすく、結果的に寝てしまったり、ダラダラ過ごしがちです。
生活をシめる効果も期待できますし、実践価値は高そうです。
・図や絵を用いて説明
言葉にはすぐ説明できないけど、イメージできている。そんな場面も多々あります。非常に歯がゆいです。そんな時は言葉だけに頼らずに絵や図に表して、相手にも見てもらいながら説明するのも1つの戦法です。
ただし、立派な資料を作るとなると時間や手間がかかってしまうので注意が必要です。
「伝えたい」だけが狙いの場合は凝り過ぎずに最低限の情報を載せることにしスピード感重視でいきたいところです。
日々のブログで練習を重ねつつ、仕事で実践して能力向上を図っていきます。