私はここ数年で
ミニマリストについて知り
実践してモノをかなり減らした。
今持っているモノは
それなりに理由があり
気に入っているモノだから所持している。
最近本を読んで衝撃を受けた。
それは禅についての本なのだが
ミニマリスト的に解釈すると
「私はこだわりがありません」
と言っても
「こだわりを持たないというこだわり」
を持っているので
モノの本質を理解しておらず
こだわりを捨てきれていない
といった内容だ。
「喫茶去」というらしい?
あくまで私の解釈です。
少しややこしい話だ。
具体的にどういう事か。
例えば
こだわりをなくしたいと思い
安価なモノに買い替えたとしよう。
これはこれで買い替える時に
選択や迷いが生じていれば
こだわりを無くせていない
という事になる。
どれにしようかな〜という状態。
あくまで私の解釈です。(2)
こだわらないという
こだわりをも捨てている状態とは…
私の出した答えは
コンビニで買おうと試供品であろうと
何であろうと
持ってさえすれば十分な状態である。
ただし必要なモノではあるので
無いのは困る。
この境地になると
モノへの執着はほぼ無くなる。
本来モノとは道具である。
あればさえいいので
買い替えようかなとか
よそ見はしない。
執着もなければ飽きもしない。
足るを知る境地に近づくはずだ。
現在私も修行中であり
この境地には達せていない…
※
最近私は鞄と文具にメスを入れた。
両方ともお気に入り度は上位である。
鞄に関して
長い間ニューエラの
黒い鞄を愛用していた。
サイズも大きすぎず丁度良かった。
これ以上しっくりくるモノは
無いと思った程だ。
ここ最近キャンペーンで
ケロッグの小さい手提げを親が入手した。
使わないからと言い
それを私に譲ってくれた。
そこで試しに数週間使ってみた。
通勤は勿論、横浜出張でも使用して
総合的に考えて黒い鞄を手放す事にした。
お気に入りなモノをあえて手放し
道具としてモノを所持する。
モノへの執着から解放された気がした。
文具に関してはまたそのうち…
本日ハードオフへ。感謝。
