昔から魅了されていた。
小学生の頃
TVで見ていたマジック。
子供だった私は
本気で超能力だと信じていた。
思春期の頃
異性の裸が透けて見える能力が
欲しいと本気で思ったものだ。
あったらいいなの秘密道具では
今でも断トツ1位だ。
最近では隠されているからこその
エロの良さに少し気づいてきた。
仕事関係でも
この「透視」には魅了されている。
前職では新築工事に携わっていたので
図面を読み取り、建物の完成形を想像して
納まりを考えるのが仕事だった。
そして実際に施工が上手くいくと
よくニヤリとしていたものだ。
その為仕事を辞めた今でも
建物内の目には見えない
壁や天井の裏なんかを
無意識に想像してしまう。
今の仕事では市内の水道配管図と
日々睨めっこしている。
そのせいか
最近では道を歩いていると
「この道路の下に幹線の
水道配管が入ってるんだよなあ」と
想像するようになってきた。
目には見えないモノを
想像するのは本当に楽しい。
その他にも
物事を表面的にだけ見ないで
裏側や本質を見ようとする事にも繋がる。
「透視」とは「想像」であり
たま〜に「創造」に繋がる。
そしてアイデアが出ると
またしてもニヤリとしてしまう。
いくつになっても
「透視」にはワクワクするし
永遠の楽しみだと私は思う。