ミニマリズムが研ぎ澄まされていくと

徐々に周りの状況も気になってくる。

 

職場や自宅で

他人のスペースや共有のスペースが

散らかっているのをみると

自分にもノイズとして入ってきて

どうしても注意したくなってしまう。

 

しかし大半の人は

「うるさい!」と反抗してくるだろう。

 

私の弟はモノがやたら多い。

コスメ、グッズ、服、ゲーム…

部屋の中もぬいぐるみの山になっている…

リビングにも教材、服、コンタクト…

探し物もしばしばしている。

 

親は注意しているようだが

私は

「あえて」何も言わないようにしている。

 

高2にもなって

色々反論してくるのもあるが

本人が今の状況で

気持ちよく生活できているのなら

別にそれでいいのでは?

と思ったのだ。

 

それに当時高校生だった私も決して

他人に褒められるような生活を

送っていたわけでもないので

偉そうに注意する資格もない。

 

私は必要最低限のモノしかない部屋で

過ごし「背中で語る」ようにしている。

 

親父も徐々にモノを手放し始めた。

母親はモノを捨てるのが苦手なので

代わりに私に捨てるように

頼んでくるようになった。

 

弟にも是非ミニマリズムの素晴らしさに

気づいて欲しいので

今後も継続して取り組んでいく。

 

ミニマリズムに関わらず

自分の考えを押し付けられて

気持ちがいい人はいない。

 

「何か言いたい!」としても

注意ではなく提案として

伝えてみるのが良いだろう。