OQT最終戦のフランス戦を終えてのコメントなどより抜粋。

 

南部正司監督

「柳田は今日、試合に出るところまで戻ったので起用しましたが、着地で足をかばいだしたので交代させようかと思いました。コートに立たないと得られないものがあるという強い意志が感じられたので、そういった強いメンタリティが成長した部分だと思います」(スポーツナビ

 

柳田将洋選手

「五輪を逃した後も応援に来てくれた方々のためにも力を使い果たそうと思った」(日刊スポーツ

相手は主力を温存していたが、胸のすく快勝劇を満員のファンに見せた柳田は「勝ちで終わらなければ申し訳ない気持ちだった」と話した。(スポニチアネックス

最後の意地を見せたかった。右膝痛を抱えた柳田は「応援してくれる人たちのためにも勝ちたかった」と強行出場し、チーム最多の14得点。20歳のエース石川祐希(中大)との2枚看板で、連日、女性ファンを会場に引き寄せた23歳は再起の勝利に胸を張った。(スポーツ報知

 

 

柳田将洋を強行出場させたことの賛否は、わたしにはわからない。

 

ただ、一流アスリートは少なからずヒロイズムやナルシシズムのようなものを持っていると思う。

特に日本のスポーツ界ではそれが美談とされることも多いだろうし、選手自身も「歩けなくなってでも・・・」などと思うのでしょう。

 

言っておくが怪我を押しての強行出場が正しいとか美しいとは思っていない。

そういう風潮がある、というだけのこと。

 

 

前にも書いたが、わたしは2015年のワールドカップで石川祐希に心を全部持って行かれ、Vリーグを観ているうちに柳田将洋の強さや美しさに惹かれ、トミーを好きになった。

 

彼らが国際大会の大舞台で躍動するところをこの目で観ることが目標だった。

睡眠時間を削っても、ブログでバレーボールについて勉強したり語ったりが楽しくて仕方がなかった。

 

でも、わたしが唯一現地観戦した日本対カナダ戦ではこの3人の中の柳田将洋のサーブ以外は見届けることができなかった。

言い方は悪いが、控えの意地なんて観たくなかった。

わたしはどうしようもない顔ファンだ。

バレーファン失格だ。

笑っちゃうし、偶然だと思うけど、日本戦がはじまってから具合が悪くなってしまった。

ブログをはじめてからずっと睡眠不足だったから。

何かが折れてしまったように思えた。

 

ところが、翌日のフランス戦では柳田もトミーもスタメンで。

わたしはぐっちゃぐちゃになってしまって、僻みに僻んで、コメント欄で今日だけと言って甘えてしまった。

かなり暴言も吐いた。

石川祐希と柳田将洋とトミーが観たかった!今日の観客は例え怪我を押していても柳田将洋が観られて嬉しいよね!辛いけど勝ってよかったよね!金返せー!って。

 

南部監督の今大会の采配は決して褒められたものではなかったけれど、選手生命を奪うような起用はしないと信じていたし、誰よりもバレー界の未来を考えていることは信じていたから。

 

 

今日だけ、と言ってコメント欄のみなさんに甘えました。

ごめんなさい。

文句も言わずに聞いてくれてありがとう。

甘えて、さっさと寝て、忘れようと思った。

実際、とても疲れていたし、普通に平日がやってきて家族のために早起きしなくちゃならない。

 

 

昨日、今日だけ、と言ったのに、今日まで持ち越してしまった。

昨日お付き合いくださったみなさん、ごめんなさい。

OQTに懸けていたから、やるべきことをいろいろ先延ばしにしていて、これからは前のようにはしょっちゅう更新できないと思うけど、次の記事からは

うどん様ですけどなにか。

っていう、横柄ブログに戻りたいと思います。笑

 

待ってろ南部正司!

(とか言いながら、もう何も考えられなくなってるんだけど)