第一弾てことは二弾三弾もあるってことかい?

いや、うどんは気分屋なので書きたいって思わないと書かないよ。



てことで怒涛の出版ラッシュを迎えた男子バレーボール関連雑誌から、思わず書きたくなった第一弾、4/2発売のこちらの雑誌。

ネタバレしないよう、全ては語らないようにしますが、あまり知りたくない方はお引き返しください。


image


別冊カドカワ 全日本男子バレーボールファンブック (カドカワムック)/KADOKAWA/角川マガジンズ

¥1,512
Amazon.co.jp

内容紹介
石川祐希、柳田将洋、山内晶大、高橋健太郎のNEXT4のインタビューを撮り下ろし写真とともに掲載。
撮り下ろし写真の「実物大の手」と読者自身の手を重ね合わせれば、
選手の手の大きさ、体の大きさを体感できる仕立てになっています。
さらに2大特別付録として、4人の大型写真が載ったカレンダー(4月始まり)と、
スマホの裏面やカレンダーなどに貼れるフォトシールもつけました。
NEXT4の現在を、「読んで」「見て」「触って」感じられる一冊になっています。
ほかにも、5月下旬から始まるリオ五輪世界最終予選を見据えて、
南部正司監督、清水邦広主将が全日本男子チームの戦い方を語り、
NEXT4の4人が全日本の中でどのように機能しているかも明かします。
全日本男子バレーをNEXT4を入り口にして、熱烈応援するスペシャルムックです!



掲載順に行きましょうかね。


表紙&巻頭を飾るのは石川”逸材”祐希!

もうどんだけ飾ってきたでしょう。

お姉さんの尚美さんと中大の松永理生監督の談話付きです。

まずインタビューの冒頭から「おでん」!
うどんはこの雑誌を立ち読みだけで済まそうと目論んで書店で対面したのですが、石川くんから「おでん」を読んだだけで、雑誌を閉じ、まっすぐレジに向かったのでした。
このパターン、『Number 893号』を買ったときと全く同じシチュエーション。
わたしのなかで
石川祐希+食べ物=お買い上げ
という方程式ができあがっているよう。

肝心のインタビューですが、質問内容ははっきり言っていつもと変わり映えしないものでした。
合宿はどう?
高校時代は?
大学は?
イタリアでは?
ワールドカップで見つかった課題は?
OQTどう頑張る?
・・・浮かぶでしょう?
彼がどんな風に答えたか・・・。
ところが。
今回は田中夕子さんが担当なのですが、心を許しているのか、熊本合宿の最中でリゾート気分だっのか、それとも編集なのか、わからないけど、なんというかいつもより饒舌で赤裸々で具体的なんです。
今までのインタビューの石川祐希は、こう答えてほしいだろうな、ということを素早く察知し、端的に答え、でも本音は見せず、というイメージだったんですが、今回はかなり違っていました。
こんな正直な石川くんは初めてな気がします。
いつものいい子ちゃんのふりよりずっと魅力的!

松永監督の石川祐希獲得の話しも好きです。
スカウトって恋に似てるのかも。
スカウトについては既読かもしれませんが、
こちらこちらも面白いです。


石川祐希だけでこんなに語ってしまった・・・。


続いては柳田将洋。

まず、あの、綺麗です。キレイ、キレイよ。やなぎー。

内容紹介にもある通り「実物大の手」がカラーでそれぞれの選手にあるんですが、柳田くんはお顔越しなんです。
ピントはお手々なんだけど、手を差し出しているやなぎーが、わたしを見つめているんです。
これ、やばいです。疑似恋愛できます。立ち読みでその場で倒れても知らないんだから!

柳田くんのインタビューはいつもとても読み応えがあって面白いのですが、彼の気品、聡明さ、語彙の多彩さ、バレーに対する姿勢、やっぱり素敵。
ゲストはサントリーのジルソン監督と弟のタカくんです。


次は中大と慶應の新聞部さんから見た石柳。各1ページずつ。


そして山内晶大のインタビュー。
冒頭のふたりに対して少し短めでゲストもいませんが、そこそこの扱いです。
山内ファンも満足できるのではないでしょうか。
やっぱりインタビューの内容はバスケからバレーへ。突然の全日本からパナ入団まで。
というお決まりパターンなんですが、こちらも初めて聞く話しも多く、特に全日本に入りたての戸惑いやパナ入団の理由について詳しいです。


続いて高橋健太郎。
やはり山内と同じ量。
内容はWCの悔しさ、断念せざるを得なかった野球、バレーに対する決意。
とお決まりな感じなんですが、こちらも初めて聞くお話が多い。
野球を頑張ってきたこと。バレーでの悔しい経験。毛刈り。
健太郎を応援したくなる構成。
それから、やんちゃ者の健太郎が尊敬してやまない選手とのエピソード。
この先輩がまた!
当ブログのコメント欄の方々の大好物です。
もう、いろいろ広がります。たまらん。早く本屋さんに走れ!笑


続いてNEXTNEXT4。次世代の4選手。


その次が管理栄養士が語る選手の食事法。
たった2ページのこのコーナーがわたしは大好きで。
勝手にうどんのバイブルにしようかと思うほど。
過去記事で書いた心配事がちゃんと管理されていることがわかり、安心したのです。
ここ、もっと語りたいくらいなんだけど、いい加減長いんでやめておきます。


そしてキャプテン清水邦広。
NEXT4との関係。
年長オポジットとしての覚悟。
アーマツコーチに学んだこと。
イゴールのこと。
OQTやその後の現役人生。


全日本男子バレーヒストリーを挟み、最後に男子バレー界の秋元康、ユニットNEXT4の生みの親、南部正司監督の
「全日本の戦い方」

雑誌NEXtと少し似てますかね。
相変わらず営業トークが上手です。
まじでパナソニックで冷蔵庫でも売ってたんじゃないですかね。
最後は
「日の丸を背負って正々堂々と戦っている日本男子の姿をぜひ、見て応援してください!」
で締めています。
最終メンバーにNEXT4が一人も入らなかったらテレビ局も協会も大反対でしょう(笑)なんて営業ジョークを交えながら冷蔵庫の売り込みに余念がありません。
イマイチよくわからなかった背高のっぽの冷蔵庫とポテンシャル機能が高い冷蔵庫の魅力と期待がよくわかりました。

OQTの最終メンバー選考に関して名前が出てきた冷蔵庫選手。
NEXT4の4人。
セッター深津オミ、関田。
ミドル小野寺、大竹(このふたりに関しては次世代枠)出耒田、傳田、富松、鈴木。
永野、浅野、清水、福澤。

やはり、わたしたちと同じで(?)セッターとミドルに悩まれてるようです。



そんな感じですかね。
その他の選手はありません。
全日本男子バレーボールファンブックというよりは、NEXT4ファンブック”フィーチャリング”キャプテン&監督ってところですかね。

うどん的出版物レビュー。
相変わらず長くてウザくて申し訳ないんですが、もう少しお付き合いください。



付属のカレンダーのこの写真。
うどん家ではシールとともに決して使われることのないカレンダーのこの写真。
シールもカレンダーも要らないから1,000円にしてよのカレンダーのこの写真。
被写体は全然悪くないけど、カレンダーを飾る習慣がないから要らないんだよのカレンダーのこの写真。
image

昭和なあなたは思い出しませんか。




これ。

image
ビフォー。

image
アフター。

image
息子も。

image
ジャイアンも。




今日もスクロールお疲れ様でした。