先日からアナウンスされていたが、昨日のメンテナンス、及びアップデートで、いくつかの変更が行われた。目玉としては、「福島県営あづま球場」の追加と、野球エンジンのアップデートが挙げられる。特に後者に関しては、問題となっていた守備走塁の判断や、飛球の処理に改善が見られ、待望のアップデートだった言えるだろう。また、ボール球を打った時の打球の減衰率の増加も行われているようだが、これは超打高投低に一石を投じるとまでは言えないにせよ、一定の評価はできるだろう。その他、マグヌス効果の調整等も行われているが、詳細はご自身のアプリで確認していただきたい。

 

さらに、TS第3弾が昨日のメンテナンス終了後登場した。非常に豪華な顔ぶれで、糸井選手や金子投手など、現役選手も複数いるので、EX第2弾のをスルーした方はガチャを回してもいいが、自チーム確定がないという点にはくれぐれも注意していただきたい。

 

さて、今回は「特訓」について考えていきたいと思う。無課金で特殊能力を十分につけることは、エナジーの観点から難しいということは前回申し上げたが、特訓も特能同様、無課金にとって厳しいものであることは確かだろう。ガチャを引く回数が限られる無課金は、特訓の素材となる選手を獲得する機会が課金勢に比べると少なく、シビアな選択を迫られた経験のある無課金の方も多いのではないか。

 

まず、特訓をどの選手にするかという点について、具体的に名前を挙げることも不可能ではないが、それは非常にナンセンスだ。オーダーの組み方や選手の評価は最終的にはプレイヤーそれぞれが判断することであり、私の評価は全く重要ではない。

 

その上で、大切なことは"オーダーにどれくらいの期間入るか"ということだ。ここで言うオーダーはもちろんリーグオーダーとリアルタイム対戦オーダーのことだが、厳密にいうとこの2つでも違いが出てくることがあるので、詳細は後程解説する。

 

当ブログではよく"長期的にオーダー入りする選手"という表現を使うが、これは、①現実で高い実績があり、ゲーム上の能力も既に高い選手②現在のシーズンで、目立った活躍をし、数字も一定程度残している選手③将来の活躍が期待され、ゲーム上の能力の大幅アップが今後期待できる選手 以上の3パターンを意味している。②は、シーズン終了時に"今年ブレイクした"と言われる選手が当てはまるだろう。このような選手は、今年のSeries2、もしくは来年という比較的早い時期に能力が上がることが予想されるため、オーダー入りの可能性は必然的に高まる。

 

③は、②と対照的に、活躍とゲーム上の能力アップがかなり先の未来になる若手選手が当てはまるが、仮に今能力が低くても、数年後に大化けしてゲームでゲットした際は継承するだけになるので、はじめから育てるよりは負担が減るだろう。尚、若手選手や発展途上の選手の評価についてだが、若手選手の成長率や今後の活躍は不確定な未来であり、我々一般人の評価が当たる可能性は極めて低い。(プロの監督やコーチにもそれは難しいのだから当然のこと)。だからこそ、必ずしも前評判にとらわれる必要は無く、自分が活躍しそうな選手を主観的に判断するということが大切だと考える。

 

そして、特訓の判断の条件として、もう一点、"限界突破が複数回できるかどうか"である。特に、②③に該当する選手は、この条件が非常に重要になる。複数回というのは曖昧な表現だが、個人的には、2回以上(超2)が最低ラインで、3回以上(超3)が望ましいと考えている。これには明確な理由があるのだが、説明すると長くなるので、機会があれば別の記事で説明する。

 

尚、①の選手のように名実ともに高い選手(オールスターや日本代表クラス)の選手を除き、全盛期に比べて能力が落ちてきている選手及び、現実で成績が振るわなかった選手については、より慎重に判断する必要がある。このゲームは年齢が上がれば上がるほど、能力アップが少なくなる傾向にあり、年齢に関わらず、不振のシーズン後はかなりシビアに査定される印象がある。もしそのような選手を獲得した場合は、②③に該当する選手の様に、限界突破可能回を考慮して判断した方が良いだろう。(平たく言えば復活の見込みがあるかどうか)

 

結論として、特訓の基本的な考え方は、①~③のいずれかに該当し、かつ限界突破が複数回できるかということになる。

 

次に、特訓の素材と、どのくらい特訓レベルを上げるかということについて、まず、特訓の際に前提としなければいけないのは、"特訓成功率は必ず100%以上にする"ということだ。これはあくまで私自身のポリシーで、以前友人にこのことを話したら驚かれたので、賛否両論あるのも事実だが、せっかく育てた素材を無駄にすることは獲得できる選手数が相対的に少ない無課金勢にはあってはならない。

 

ここで重要なのは、100%を超えることを"無駄"と考えてはいけないということだ。もちろん、130%や140%が合理的かと聞かれればそれはノーと答えるが、99.9%で失敗するなら、120%で成功した方が良いと私は考える。

 

個人的にオススメする素材の組み合わせ方は、①成功率60%(AランクレベルMAX)1枚、30%

(Aランク・Aランク特訓コーチ)1枚、5%(Bランク・Bランク特訓コーチ)2枚 ②60%1枚、50%(Sランク特訓コーチ)1枚 以上の2つである。

 

①は、Aランクを軸にした組み合わせで、②はSランク特訓コーチを軸にした組み合わせだと考えて頂きたい。両者、今挙げた組み合わせを基に、他にも様々なパターンがある。①であれば、5%2枚のところを、15%(BランクレベルMAX)1枚にして、合計3枚の組み合わせにしたり、30%3枚と、15%1枚の組み合わせにしたりすることもできる。一方、②応用例としては50%1枚、30%1枚、15%1枚、5%1枚の計4枚の組み合わせなどがある。

 

個人的な感覚だが、2枚~4枚程度の素材で特訓を行うのが、最も効率が良いように思う。例外は、ガチャを回した後で、大量のBランクが手に入ったときである。この時に限り、私も、Bランクのみ20枚で特訓を行う。育成してからの方が特訓自体は効率よく行えるが、選手枠があまり多くないために、このような方法をとることにしている。

 

最後に、どのくらいレベルを上げるのかについて、先に結論を述べてしまえば、"限界突破できる回数+5回"が基本である。超2になる選手(限界突破素材が2名いる場合)は特訓レベル7、超3であれば特訓レベル8と言った具合だ。

 

これは前提として、限界突破と同時に、特訓も限界突破素材と同じ数だけ行うということがある。限界突破ごとに、先に挙げた特訓素材のモデル(特に①)を参考に特訓を行うことが望ましい。理由として、限界突破素材は、特訓素材としても成功率60%になっているため、1から特訓素材を持ってきて特訓するよりも効率が良いためである。

 

応用的な考え方としては、リーグオーダーとリアタイオーダー、どちらにどのくらいの期間入るのかということがある。例えば、リーグオーダー入りは微妙だが、リアタイでは外せないという選手の場合は、限凸の回数など気にせずに、レベルMAXまで上げても何ら問題はない。これは、リアタイがスピリッツの影響を大きく受け、能力値にも関係してくるからである。

 

一方で、限凸できないながらも、ポジションなどの都合で一時的にオーダー入りする予定の選手に関しては、ひとまず、レベル5まで上げておくことをオススメする。その後、タイミングよく限凸用のAランクが手に入れば、それに応じて特訓レベルも上げればよい。

 

ただし、両方のオーダーに長期的に入るようなポテンシャルがあり、かつ、限凸コーチを使ってでも育成して、あわよくば極にしたいというレベルの選手に関しては、素材さえあれば、限凸の回数など気にせずに特訓レベルを上げて頂きたい。プレイ日数が浅い間は、様々な選手が入れ替わり立ち替わりオーダー入りするが、ある程度プレイすると、結局能力が高い選手達がオーダーを固めることになる。これらの選手の多くは両方のオーダーで使用することになるので、早めに特訓を行うことは決して無駄ではない。

 

最後は散文的になってしまったが、結論として、中長期的にオーダー入りしてかつ、限界突破が複数回できる選手は、"限界突破できる回数+5回"、短期的なリーグオーダー入りで、限界突破ができない場合はレベル5まで、その他の選手は前述の通りである。

 

長文失礼しました。