今回は、特殊能力について考えていきたいと思う。

 

プロスピAの特殊能力は、Bランク以上の選手に備わっていて、試合の状況や選手の特性などに応じて、試合中に選手の能力がアップする仕組みになっている。もちろん、Vロードや各種イベントでも発動するが、発動の有無が結果に大きく影響を与える可能性が特に高いリアルタイム対戦が、特殊能力について考える際の最重要ポイントだと言える。

 

特殊能力をつけるには、常設コンテンツの「試練」でアイテムを必要数獲得する必要がある。一口に試練といっても、大きく6つの試練に分かれていて、特殊能力によって必要なアイテムは変わってくる。また、特殊能力自体にもレベルがあり、レベルが上がれば上がるほど必要なアイテム数が増えることになる。

 

ここまで、特殊能力と試練の関係を大まかに説明したが、実際にプレイしてみると、なかなか厄介なシステムだなと感じる方が多いのではないか。

 

試練はVロードと同様に、スタミナ20を消費すれば1試合プレイできるのだが、もし、選手の特殊能力を全てMAXにしようとすると、かなりの試合数をこなさなければならないはずだ。Sランク選手の場合、各選手3つ特殊能力(超特殊能力1つ、通常の特殊能力2つ)を持っており、全てMAXにするためには、特殊能力習得とレベルアップを15回行わなければいけない。1回の試合で獲得できる最大アイテム数が5(試練大解放時)で、かつレベルアップには複数のアイテムが大量に必要になるため、単純に15回試合をこなせばいいという訳ではない。この何倍もの試合数をこなさなければ、アイテムをそろえることはできないのだ。

 

これは、無課金プレイヤーにとっては非常に難しい問題だ。。無課金プレイヤーは基本的に、エナジーを効率よく獲得するために、確実にまとまったエナジーが手に入るVロードを周回する必要がある。だから、チャレンジカップや試練など、別のコンテンツにスタミナを割くことは本来望ましいことではないのだ。

 

私自身、1年半以上プレイしているが、特殊能力のレベルをMAXにしたことは1度もない。スタミナは基本的にVロードで消費することにしているので、もし試練を周回するならば、エナジーを割くことにしている。

 

とはいっても、特殊能力をつけない訳にはいかないので、どの選手(リーグオーダー、およびリアルタイム対戦のオーダーに入っているSランク選手)も各特殊能力につきレベル2までは上げるようにしている。そのうち、最も大事な特殊能力(超特殊能力もしくは、広角打法や対ピンチなどリアタイで重要な能力)に限ってレベル3まで上げることにしているので、各選手レベル3の特殊能力1つ、レベル2の特殊能力2つという形になっている。

 

この形は、なにか根拠がある訳ではなく、自分が感覚で独自に定めたルールなのだが、何しろ、3つの特殊能力をレベル2まで持っていくだけでも10個ほどのエナジー消費(アイテムが不足している状態からはじめた場合)は覚悟しなければいけないのが非常に心苦しい。

 

もちろん、無課金でもリアタイを主としてプレイされている方は、必要な特殊能力を最大限レベルアップすることは必須条件だろう。猛者との対戦になれば、プレイヤースキルだけでは補えない点も多々あるし、能力の増減による心理的な影響もあるだろう。

 

一方、私の様に中途半端なスタイルの方々は、考え方次第と言わざるを得ない。1度MAXまで上げてしまえば、その後の継承の際にレベル3まで上げればいいだけなので、多少楽になるが、ガチャまでにエナジーを貯めるという思いが先行すると、どうしても試練は億劫になってしまう。

 

試練の最適な最適なタイミングを私は今も探っているのだが、回そうと思っているガチャの直前(もちろんガチャが回せるほどのエナジー数がある前提で)かつ、経験値1.8倍のタイミングがベストではないかと考えている。

 

私も未だに探り探りの状態なのだが、リアタイオンリーの方以外は無理に特殊能力レベルをMAXにする必要はないと考える。特にプレイ日数が1年未満の方は自分のオーダーとマッチしたいい選手を集めることが最優先なので、試練に無駄にエナジーを割いて、ガチャが回せなかった、なんてことが起こらないようにしなければならない。その上で、ある程度オーダーが固まったら、自分のプレイスタイルに応じて、必要な分だけレベルアップすれば良いだろう。