今回は、私がここまで主張してきたリアルなリアタイのために、運営に改善してほしいことを列挙していきたいと思う。

 

・守備AIの修正

これは最近よく言われている件だが、特に外野守備に関してあまりにも不自然な動きが多くなっている。前方向の打球に対して後ろ向きに一歩目を踏んだり、直線的に落下点に入れば補給できる打球に対して不必要に回り込んだりして、プレイヤーのフラストレーションを高める原因となっている。これは、打率が自然と上がってしまうことにも繋がり、実態にはそぐわない打高投低を強めてしまうことになりかねない。

 

・投手圧倒的不利な状況の見直し

これは、前回もお話したことと似ているのだが、ランクが上がっていくにつれて通用する投手の選択肢が非常に狭くなってしまうことは、決して望ましいとは言えない。この状況を改善するための具体策としては、投球の回転をもう少し不明確にしたり、アウトコースの球を打ちにくくしたりすることなどが挙げられる。(インコースに比べてアウトコースのボールの方が長く見れるため、多少タイミングが遅れても芯で捉えやすい。さらに、現実でアウトコースの球を無理に引っ張ると、凡退する可能性が高まるが、このゲームではそれがあまり反映されていないため、簡単に引っ張り方向にホームランを打てる。)

 

なお、ルーム戦で設定できるリアル軌道をランク戦にも導入することは、断固反対だ。そもそも、ストレートが浮き上がる時点で物理法則を無視しているため、全くリアルではない。変化球についても、投手ごとに変化の仕方に違いをだすことが本当の意味でのリアルだと思うが、さすがにそれを求めるのはおかしいので、とりあえずルーム戦限定の設定止まりに終わることを望む。

 

余談だが、私はボール球が簡単にヒットになることにもやや不満を感じる。よりリアルさを追求するならば、ボール球がヒットになることはあってしかるべきなのだが、何しろこの環境では、どんな配球をしても大量失点になる可能性がある状況なので、ボール球を打たせた時くらいは凡打になるようにしてほしい。

 

・2ストライク後の投手交代の禁止

ルール上、病気やけがの場合を除いて1人に投球を完了していれば、いつでも投手交代できるのだが、現実的には追い込んでからわざわざ投手交代することは考えにくい。私はゲーム以外でそのような場面に出くわしたことはないのだが、もしあったとしてもごくごく稀なことだろう。正直、生身の人間がそんなことをするとなったら、精神的に厳しいし、そこに合わせて準備をするのも非常に難しい。そして、現実には選手自身の調子の良し悪しもあり、交代した投手がベストパフォーマンスを発揮できる保証もない。ゲームでは、もちろんプレイヤーの心理は反映されるが、操作は指先だけであり、実際のスポーツで感じるプレッシャーなどとは訳が違う。そしてプロスピAでは、調子という概念がない(マスコットのカ〇テラは別だが...)ため、その点を配慮して特別ルールをつくることも是非検討していただきたい。

 

他にも意見がある方がいるかもしれないが、個人的には以上である。

 

いずれにせよ、負けが続くと文句を言いたくなるものなので、そのような時の感情的な意見には十分注意したい。運営にクレームを入れる時間があるなら、ひたすら試合で練習した方がよっぽど有意義な時間の使い方だろう。