EXプレイヤーの登場まで残り1ヶ月を切った。排出される選手がプロスピAで対決する動画も、ここまで8球団分が公開されて、残すところは、広島、中日、ソフトバンク、楽天の4球団となった。先日の記事で、現時点の傾向として野手より投手の方がゲームにおいては魅力的だと述べたが、戦力強化のプランニングをする中で、残りの4球団からどの選手が登場するかというのは多くの人の関心事だと思う。今日は、その疑問に少しでも答えるべく、EXプレイヤーの過去の傾向から、ある程度登場選手候補を絞っていきたい。

 

EXプレイヤーは、2018年から登場しているレアリティだが、手始めに、過去2年間の登場選手を振り返ろうと思う。(2020年分もすでに登場している球団は記載)

 

【パ・リーグ】

              2018              2019              (2020)

・西武      森選手・山川選手      榎田投手・平井投手     源田選手・金子選手 

 

・ソフトバンク 岩嵜投手・嘉弥真投手   柳田選手・千賀投手     

 

・楽天      則本投手・松井裕投手   則本投手・松井裕投手

 

・ロッテ     鈴木選手・平沢選手     中村奨選手・藤岡選手   レアード選手・井上選手

 

・日本ハム  有原投手・近藤選手     近藤選手・大田選手     金子投手・大田選手

 

・オリックス   山崎福投手・西投手     山本投手・吉田正選手    山本投手・山岡投手

 

【セ・リーグ】

 

・巨人     小林選手・菅野投手     小林選手・菅野投手     菅野投手・小林選手

 

・DeNA     濱口投手・宮崎選手     神里選手・東投手     山崎康投手・今永投手

 

・阪神     糸井選手・俊介選手     糸井選手・福留選手     糸井選手・福留選手

 

・広島     丸選手・中崎投手       一岡投手・中崎投手     

 

・中日     又吉選手・小笠原投手    ビシエド選手・平田選手

 

・ヤクルト   秋吉投手・中村選手     石山投手・原投手       石川投手・雄平選手

 

2018及び2019年は、左が第1弾、右が第2弾で登場した選手、2020年は動画のサムネイルの並び順だ。並べてみるとよくわかるが、糸井選手と巨人のスガコバは皆勤賞である。その他、楽天の2人と中崎投手も皆勤賞がかかっているので、是非とも注目したい。

 

さて、本題に入るが、ここからどのような分析を行って傾向を見出すのか。私はまず、全24選手の"ポジション"に注目し、そのバランスがどのようになっているか調べることで、一定の傾向を掴めるのではないかと考え、2年分の登場選手をメイン適性のポジションを基に投手・捕手・内野手・外野手に割り振って、数をカウントしてみた。すると、以下のような結果になった。

 

2018年 投手:13人、捕手:3人、内野手:4人、外野手:4人

 

2019年 投手:12人、捕手:1人、内野手:3人、外野手:8人

 

これでは、明確な共通点が見いだせないため、傾向を掴むことは難しい。しかし、このカウントの作業中に、別の発見があった。4つに分けていたポジションを投手と野手という大きなくくりでカウントすると、より共通性が見いだせそうな結果が出てきたのだ。

 

2018年 投手:13人、野手:11人

 

2019年 投手:12人、野手:12人

 

この数値から、例年通りであれば今年も投手と野手の数はほぼ同じ数になることが予想される。さらに、この数値をパ・リーグ、セ・リーグに分けてカウントすると...

 

2018年 パ・リーグ 投手:7人、野手5人   セ・リーグ 投手6人、野手6人

 

2019年 パ・リーグ 投手:6人、野手6人   セ・リーグ 投手6人、野手6人

 

以上のような結果となった。つまり、投手、野手という大きな枠組みで考えれば、それぞれ均等になるように数が割り振られているということだ。

 

 

さて、ここからはこの事実を基に、未球団の選手を予想していくのだが、予想と言っても、ピンポイントで当てることは非常に難しいため、それぞれのチームで4人ほど候補を挙げて、あくまで絞り込みという形でより登場の可能性がより高いと思われる選手をピックアップしていきたいと思う。

 

まず前提として、今年ここまでの投手と野手の比率は

 

パ・リーグ  投手:3人、野手5人

 

セ・リーグ  投手:4人、野手4人

 

となっている。つまり、例年の流れを踏まえればパ・リーグは投手が3人、野手が1人登場し、セ・リーグはそれぞれ2人ずつ登場することが予想される。

 

【パ・リーグ】

   ・福岡ソフトバンクホークス

 

柳田悠岐選手

 

対抗

千賀滉大投手、松田宣浩選手、高橋礼投手

 

   ・東北楽天ゴールデンイーグルス

 

松井裕樹投手

 

対抗

則本昂大投手、岸孝之投手、浅村栄人選手

 

パ・リーグは、残りの2球団とも昨年と同じラインナップが登場すれば、ポジションのバランスで考えれば一番収まりが良い。松田選手は息子さんがプロスピAをやっているということで、候補に入れた。松井投手に関しては、自らプロスピAをプレイしているという話をしていた記憶があるので、特に登場の可能性は高いだろう。

 

 

【セ・リーグ】

   ・広島東洋カープ

 

鈴木誠也選手

 

対抗

西川龍馬選手、會澤翼選手、床田寛樹投手

 

   ・中日ドラゴンズ

 

ダヤン・ビシエド選手

 

対抗

大野雄大投手、柳裕也投手、阿部寿樹選手

 

中日と広島は、2年間登場選手が入れ替わっていて(中崎投手は除く)、絞り込みは難航した。まず、昨シーズンの成績を考慮すると、中崎投手の3年連続登場は難しいという結論に至った。そして、ここまでゲーム的には投手に比べて見劣りする野手のバランスを考え、それぞれのチームで最も強力な野手をピックアップしたのだが、不安な点がある。それは、「助っ人枠」の問題だ。昨年はビシエド選手が外国人としては初めて登場したのだが、今年は既にレアード選手が登場している。外国人2人登場はあり得るのかどうか。注目である。

 

 

さて、このような予想記事の時はいつも述べている通り、これは、私自身が主観的に求めたデータに基づくものであり、あくまで参考として考えて頂ければ幸いだ。特にEXプレイヤーは、運営側の選考基準が明らかにされていないのははもちろんのこと、ガチャやミキサーの登場日予想のように、イベント終了日などの手掛かりも一切ないことから、その正確性は保証できない。ひとまず、次はどの球団のどの選手なのか、気長に待つこととしよう。