本日15:00の更新ではイベント、「日本縦断ドリームキャラバン」がやってきた。基本的にはイベントコストの消費だけで累計報酬であるSランク契約書を獲得できる、やさしいイベントである。

 

さて、先日の記事でシステムが変更された「小盛ドラフトスカウト」について触れたが、その記事を見てくださった方たちは最終的にどのような判断を下したのだろうか。

 

記事の締めくくりとしては、「無課金は安易に手を出してはいけない」というスタンスだったはずだが、おそらく引いた人も少なくないのではないかと思う。私自身はまだ引いていないのだが、ミキサーや契約書で投手の補強が出来たかというと、決してそうではない。元々投手力に不安を抱えている方なら、なおさら引きたい気持ちが強くなるのも無理はない。

 

終了まであと1日となったこのスカウトだが、私は非常に迷っているというのが本音である。あと1日まで迷う方は少ないかもしれないが、悩みのタネは前回述べたようなエナジー数ではなく、EXの登場選手にある。

 

ここまで登場している選手のうち、"ゲーム上で"強力とされる選手は、そのほとんどが投手なのだ。その中に3人もエース枠の選手が含まれている(山本投手、菅野投手、今永投手)ということで、これは小盛ドラフトスカウトを引く意味を弱くさせていることは間違いない。堅実に投手補強を望むならば、エース枠にこだわる必要はなく、山岡投手や金子投手、山崎康投手を選択肢に含めてEXで狙い打ちをした方が賢明である。

 

ただ、逆に考えれば、現時点のEX登場選手で狙い打ちしたい選手がたくさんいて、かつエナジー数にも余裕があるなら、狙いを減らす目的で小盛ドラフトスカウトを引くことも検討しなければならない。

 

「狙いがたくさん」という表現は非常に曖昧な表現だが、具体的には狙いが3人以上いる場合を想定している。EXのガチャは、第1弾、第2弾共に60連が最大で、Sランク確定が30連目、自チーム確定が60連目というのが例年の流れである。つまり、Sランク選手が確実に獲得できるのは4回、狙い打ちができるのはうち2回という訳だ。(これが最悪の事態の想定)このことから、狙いが3人以上いる場合は小盛ドラフトスカウトを引く理由になり得る。

 

そして、もう1つ忘れてはいけないのは今後登場する球団の選手である。ここまで強力な投手が多く登場していると既に述べているが、ゲームの傾向上、未登場の球団は強力な野手陣が控えている可能性が非常に高い。というのもプロスピAは、特別レアリティのガチャで選手を割り振るとき、投手と野手のバランスをとることが多い。バランスというのは、単純な数というのもあるが、特にEXでは能力的な均衡も保たれることが例年の傾向である。

 

そうなると、現在登場している強力投手陣に加えて、野手も選択肢に入ってきてしまう可能性が高い。これでは、EXでその選択肢を網羅することは非常に難しくなってしまう。

 

例えば今、小盛ドラフトスカウトを引いて、狙いの山本投手が出たとしよう。その時はもちろん、EXで狙う必要はなくなる(EXはステータスは上がるが、スピリッツはそのまま)。仮に、山本投手が出ずとも、それと同じくらいの能力を持ち、尚且つオーダー入りが確実な選手が出た場合、12球団でオリックス枠がいないなど特別な場合を除けば、同じく山本投手をEXで狙い打ちする必要性は確実に低くなるはずだ。そして、その分狙いを他の選手にすれば、より幅広い補強も可能になる。

 

結論としては、投手補強に全力を注ぎたいという方は、小盛ドラフトスカウトには頼らず、EXまで待つ方が良いということ、一方、野手も投手も同じくらいのバランスで補強したいという方、もしくはエナジー数に余裕があり、EXでは野手の補強を考えていた方は、小盛ドラフトスカウトを引く価値はそれなりにあるということができる。

 

繰り返しになるが、いずれも場合もまずはエナジー数が前提にあることを忘れてはならない。