これを見たとき、ほかに男性はいないようでしたが男性が見ても十分楽しめる映画だと思います  ただ最初からファッションに対する自分の感性が問われている気がしました いいわるということではないようですが  スタンリー・トゥッチのせりふで アン・ハサウェイに対して 細木数子がいうような 仕事場はビジネスをする場ですと似ている 「自分に愚痴を言うのなら小門違い・・・辞めれば」 なかなか小気味がいい  「一人前になれば家庭が崩壊していく」 「空虚なせりふを一日中繰り返している」 「いつか報われると信じている」 要所要所で重みのあるせりふが利いている  これに対してメリル・ストリープには娘に及ぶところと自分の業界の話だけ多弁になりますが それ以外は単純なせりふと表情での演技と ただジュニア・アシスタントに選ぶ細くて・・・の子はバカ というのは少々気になるところでした  さわやかで透明感を感じさせるプレイボーイのサイモン・ベイカー   気にすることでもないと思いますが トゥッチのファッションは身につけるものであるだけにアートよりもすばらしいというのと ハサウェイの女友達の個展のシーンでこちらか見て はどういう意味なのかなとも思いました  全体的にそれぞれ自分が価値観を認める世界に固執し その価値観を壊されることへの拒否反応がかたくな感じがしました  最初にハサウェイと友達たち四人の会話で 自分の意図しない職業であることを自嘲するようなシーンがあるのもどういう意味なのとも思いました  恋人のエイドリアン・グレニアーも料理人としてのステップアップを喜んでいるシーンなど  自分の信念の世界のステップアップだけは許せるのかな  あといやなのはストリープがコートとバッグをジュニア・アシスタントの机にばさっとおくシーンかな  などと細かなところは目に付きましたが 全体としては面白いと思います